IBM i の標準HTTPサーバーはApacheベースです。これ以外に(たしか)IBM i 7.4以降ではnginxもサポートされています。
寄り道ですが、ApacheベースのHTTPサーバーは IBM i のライセンスプログラム(P.P:Program Product) 5770-DG1 IBM HTTP SERVER FOR i を導入することで利用可能になります。対してnginxはyumから一般のossとして導入し利用します。
このIBM i サービスは実行中のApacheベースのHTTPサーバーインスタンスの情報を返します。
概要
■ビュー名:HTTP_SERVER_INFO
■カテゴリ:通信サービス
■サポート:IBM i 7.3 SF99703 Level 18以降
■参照URL(IBM i 7.5):https://www.ibm.com/docs/ja/i/7.5?topic=services-http-server-info-view
実行例①
SELECT * FROM QSYS2.HTTP_SERVER_INFO WHERE SERVER_NAME = 'ADMIN';
インスタンス名が ADMIN のHTTPサーバージョブ情報を返します。
実行例がこちら
JOB_NAME がIBM i 上のジョブ名ですね。877069/QTMHHTTP/ADMINなど。
SERVER_NORMAL_CONNECTIONSがSSL/TLSでない接続総数、SERVER_SSL_CONNECTIONSがセキュアな接続総数です。
REQUESTS, RESPONSESはそれぞれ受信したリクエスト総数とそのレスポンス数です。
補足
同じ情報を5250から確認してみる
ところで上記マニュアルリンクには、、
システム名は HTTP_SRVR です。 スキーマは QSYS2 です。
と記載されているので、HTTP_SERVER_INFOビューのオブジェクト名はライブラリー:QSYS2、オブジェクト名(LF名):HTTP_SRVR だと分かります。
たとえば5250からRUNQRYコマンドで検索することも出来ます。
RUNQRY *N QSYS2/HTTP_SRVR
同じ情報をNavigator for i から確認してみる。
更に上記マニュアルには
表関数の結果列に戻される値は、 IBM Web Administration for i GUI のリアルタイム・サーバー統計によって示される値と似ています。
とあります。こちらのNavigator for i からの確認方法は、、
Navigator for i にログインして、
左列のメニューアイコンから ブックマーク を開いて、 IBM Web Administration for i を選択します。
すると次のように別ウィンドウが開いて、以下のような情報が表示されます。
HTTP_SERVER_INFOビューで提供するのは上記中でアクティブ(状況が実行中)のものです。