【前文】
地元のショップで見かけデザインも好みのタイプだったので衝動買い。季節柄そろそろ暖かくなってくるしね。
公式は以下。
110061134 Seeed Studio
110061134 データシート (PDF)
税別千円とリーズナブルのも良し。
【組み立て】
特に迷う点はないと思うけど二点だけ。
まずヒートシンク。
大、中、小×2 が同梱されている。ヒートシンクの大きさに対応したチップに貼れば良いので迷わない。
自分は 小×2 が同じもので、小さいチップのどちらに貼っても同じ、と早合点したけど、ヒートシンクの高さが異なることに小の一つ目を貼ってから気が付いた。
ぶっちゃけ大した問題ではないけど、気になる人は前述の公式の pdf を参考に。
次に 冷却ファンの電源。
GPIO から引っ張ってくるのは分かるけど、どのピンに差すのか。
GPIO を弄っている人には常識かもしれないけれど、自分はまったく GPIO に触れたことがない。
同梱されている説明書は名刺サイズで、老眼の自分にはまったく見えない。これはちょっと酷いよ。
ネットで調べたりしてまとめると以下。
Mode | 赤 | 黒 |
---|---|---|
Full Speed Colling Mode | 2ピン(5V) | 6ピン(GND) |
Quiet Colling Mode | 1ピン(3.3V) | 6ピン(GND) |
ピン配列は RaspberryPi公式参照ね。
GPIO-RaspberryPiドキュメント
要するに、フルスピードなら 5V、静穏モードなら 3.3V に差せ、ってことね。
通電し、ファンの LED が点灯し、回転すればオッケー。
フルスピードモードでも特に煩くはない。
【CPU温度】
使用コマンドは vcgencmd measure_temp
。
pi@raspberrypi4:~ $ vcgencmd measure_temp
temp=35.0'C
ケース | アイドル時 | kodi再生時 |
---|---|---|
ケース変更前 | 約50℃ | 57~58℃ |
ケース変更後 | 約30℃ | 35~37℃ |
約20℃下がったことに。差は歴然。
因みに元々使っていたケースは OKDO の標準的な奴。
【今後の展望】
ただ、冷却ファンって気が付くと埃だらけになってたりするよね。
回転系の駆動だから経年劣化は避けられないし、暫く使っていると異音を発生するようになったりとか。
今まで冷却ファン付きケースに二の足を踏んでいたのはそれが気になっていたから。
(そもそもシンプルさが売りの SBC で冷却ファンが必要ってのは間違ってると思うし)
冷却ファンは使い捨てと割り切って、劣化したら交換ってことで。
調べたら単体でも売られているし。
Amazon _ GeeekPi 2個Raspberry Pi 4静音ファン
4×4㎝サイズなら、PC用パーツでも流用できるかも。GPIO を潰したくないなら USB接続ってのもあるし。
Amazon.co.jp: ANVISION 2-Pack 40 x 40 x 10mm 4010 デュアルボール軸受 DC 5V USB ブラシレス冷却ファン
サイズは 4010、電圧は 5V で探すが吉。