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Antigravityに触れる・AIに「学習させない」設定

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Last updated at Posted at 2026-02-08

まず触れてみる

GMOコネクトの山本です。
先日、社内の勉強会でAntigravityのデモがあったのをきっかけに興味を持ったので、自分でも触れて使い方を学んでみようと思いました。(Antigravity: https://antigravity.google/)

今回はあくまで、個人的な学習なので、最初は気楽に、簡単に、楽しめそうなところから始めようと考え、ますはゲーム制作をしてみることにしました。

環境準備

まずは、Antigravityのダウンロードとインストールを。
詳細なインストール手順は、色んな方が情報を出してくださっていますので省きますが、公式サイトからダウンロード・インストールをして、私は以下のように設定をしました。

  • 「Agent-assisted development (Recommended)」を選択
  • 「Request Review(承認モード)」を利用
  • 個人利用しているGoogleアカウントと連携

[初期画面]

初期画面.png
上記初期画面で、「Open Folder」の青いボタンを押し、新規プロジェクト用のフォルダを選択。(今回はあらかじめ「Reversi2」という名前のフォルダを作成しておいたのでそちらを選択。)
[使用するプロジェクトフォルダ選択後]
Antigravityホーム.png

ゲーム作成

  1. 準備が整ったので、以下のプロンプトを書いて、実行してみます(AIはGemini 3 Pro (High)を使用)
リバーシのゲームをつくってください。

リバーシ初期命令.png


2.必要なコマンドを実行するための許可を求められたので「Run」で進めます
(今回は、Pythonのインストール済みパッケージ内にpygame(ゲーム用のPythonライブラリ)が存在するか確認するコマンドを実行して良いか求められました)
pygame.png


3.実装計画(Implementation Plan)が出力されるので、内容を確認し問題なければ「Proceed」を実行
実装言語などを変えたい場合などは、この計画の該当部分にコメントすれば、変更してくれます。
implementationPlan.png


4.実装後そのまま単体テストなどが自動で行われ、最初に作成されたコードを修正して良いか許可を求められるので確認して「Accept All」を実行
単体テスト.png


5. 作成されたゲームを起動(Walkthroughという名のファイルが作成されるので起動方法はそちらを参照)

python reversi.py

6.完成です。

image.png

・・・すごい。10分もたたないうちに完成してしまいました。こ、これがバイブコーディング・・・。


人間のプレイヤーが交互に石を置いていく仕様だったので、その後、以下のプロンプトを入力して改良。

-日本語に対応してください。
-「Player vs Player」「Player vs AI」両方に対応してください。

reversi2タイトル.png
UIなど細かな調整は必要ですが、すぐにAIと対戦ができる仕様に修正されました。

この調子で他のゲームも作ってみる

使い方がわかってきたので、RPGゲームなども作ってみました。
この段階になると、色々やりたいことが増えてそれなりに時間がかかったり、後から何度も機能追加するようになりました。コードが複雑になるのでAIに整理を指示したり、自身でコードを修正したりして、バイブコーディングらしくなってきたんじゃないかなと思います。


日本全国を巡りながらダンジョンを踏破していくゲームを作成
全体地図.png
詳細地図.png
戦闘.png
ダンジョン.png
※キャラクターのドット絵などはAIに作成してもらっています。

使用する画像、音声、動画などをAIに学習させないようにするには

あくまで個人で調べた結果となります。
以下手法を取り入れる場合は自己責任でお願いいたします。

ここまで問題なくAIと二人三脚でゲームを作ってきましたが、「きれいな絵を使ったり、効果音、BGMなども入れるともっと良くなるかなぁ」「商用/個人利用可の著作権フリーのものが使えるかもしれないなぁ」などと考えながら、はたと気づきました。

「著作権フリーのものは使えるかもしれないが、大抵それらはAIの学習を禁止している。うっかり違反してしまったらどうしよう」

恐ろしくなりましたが、考えた結果、「AIのことはまずAIに聞いてみよう。そして、AntigravityではGeminiを使っているので、GeminiのことはGeminiに聞いてみよう」という発想に至り、実際に聞き以下回答を得ました。

[Geminiの回答抜粋]

AI学習禁止の素材をAntigravity環境で使用する場合、**「AIエージェントがそのファイルを読み取らない、かつサーバーに送信されない」**状態にすることが重要です。

Antigravityは自律型AIエージェントがファイルを自由に読み書きする特性があるため、デフォルト設定のままでは、意図せずAIがファイルをスキャン(分析)してしまうリスクがあります。

以下の設定を組み合わせて行うことを強く推奨します。


1. .antigravityignore ファイルの作成(最優先)

Antigravityには、AIエージェントが触れてはいけないファイルを指定する設定ファイルがあります(Gitにおける.gitignoreのようなものです)。

プロジェクトのルートディレクトリに .antigravityignore という名前のファイルを作成し、学習禁止の素材が入っているフォルダや拡張子を記述してください。

記述例:

# 素材フォルダ全体をAIから隠す
assets/exclusive_materials/
# 特定の拡張子をAIに読み取らせない
*.wav
*.mp3
*.png
*.jpg

効果: これにより、AntigravityのAIエージェントはそのファイルを「存在しないもの」として扱うため、内容の分析や学習用データとしての送信を防ぐことができます。


2. テレメトリ(データ送信)のオフ

Antigravityの利用状況やデータがGoogleに送信されるのを防ぐため、アプリ自体の設定を変更します。

  1. File > Preferences > Antigravity Settings(または Ctrl+,)を開きます。
  2. Account または Privacy セクションを探します。
  3. Enable Telemetry(テレメトリを有効にする)のチェックを オフ にします。

3. エージェントの挙動制限(Secure Mode)

Antigravityには、エージェントの自律性を制限するモードがあります。

  • Secure Mode(セキュアモード)の利用: エージェントが外部リソースにアクセスしたり、ファイルを勝手に送信したりするのを制限できます。
  • Approval(承認制)の設定: エージェントがファイルを開こうとするたびにユーザーの許可を求める設定に>することで、学習禁止素材が読み取られる前に阻止できます。

4. 運用上のヒント:プロジェクト外での管理

もし可能であれば、**「AIにコードを書かせる用のフォルダ」「素材を置く用のフォルダ」**を物理的に分けるのが最も安全です。

  • ゲームのビルド(書き出し)直前にのみ素材フォルダを統合する。
  • 開発中は低画質・低音質の「ダミーファイル」を使用し、最終工程でのみ本番素材に差し替える。

まとめ:設定チェックリスト

項目 設定内容
ファイル除外 .antigravityignore に素材パスを追記
アプリ設定 Enable Telemetry をオフにする
モード設定 Secure Mode または Require Approval を選択

これらの設定を行うことで、外部素材の規約(AI学習禁止)を遵守しながら安全に開発を進めることが可能です。


さて、回答は得られましたが、Gemini自身が以下のように言っていることもあり、自分でも提案された方法を確認していきます。

GeminiはAIであり、間違えることがあります。.png


自身で確認した結果、
1の「.antigravityignore」ファイルの使用は非常にわかりやすく、有効のようでした。(最も手軽)
2のテレメトリの設定はデフォルトでオフになっておりました。(今後デフォルトでなくなるかもしれないので使用前に要確認)
3は調べたところ、現在は名称が「Strict Mode」に変わっておりました。(https://antigravity.google/docs/strict-mode)
4の管理方法は調べるまでもなく確かにと言ったところ。(これが一番安全そう)

その他、「Request Review(承認モード)」を利用してAIの独走を防いだり、機密性の高い情報はそもそもAntigravity上で扱わないことが重要のようです。
今後業務でバイブコーディング取り入れるための準備として良い経験・学びとなりました。


最後に、GMOコネクトではサービス開発支援や技術支援をはじめ、幅広い支援を行っておりますので、何かありましたらお気軽にお問合せください。

お問合せ: https://gmo-connect.jp/contactus/

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