はじめに
sunabaの導入については、「Sunaba講座 #0 導入編」をご覧ください。各講座へのリンクも貼ってあります。
課題00 Hello Sunaba!
- まずはテキストエディタの準備です。Sunabaのプログラムはメモ帳でも作成できますが、オススメしません。私は背景が白いと眼が疲れます。好みはあるかと思いますが、ここではVisual Studio Codeを推薦します。インストール方法と使い方は、丁寧に教えてくれるWebサイトがあるはずです。探しましょう。
- 次に作業フォルダを用意します。デスクトップ等の好きな場所にフォルダを作成し『Sunaba_works』というフォルダ名にします。ここに課題ごとのプログラムファイルを格納していきます。
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研修では…
研修では『Sunaba_works_氏名』というフォルダ名にしてください。提出エリアに作業フォルダごとアップロードしてもらうことがあります(その都度指示します)- 作業フォルダ内でテキストファイルを新規作成し、ファイル名を『Kadai00.txt』とする。
- ファイルをダブルクリックして開く。
- 1行目に memory[65050] -> 999999 と書いて上書き保存。
- Sunaba.exe を実行してSunabaウィンドウを表示、そこに Kadai00.txt をドラッグ&ドロップ。
- 黒い表示画面中央に白い点が表示されたなら正常に動作されたことになります。
memory[65050] -> 999999 の意味
memoryは記憶領域のメモリのことです。memory[
...
] の大かっこ内の数値は、メモリの番号を意味します。
入門書でメモリを箱に例えることが多いですが、Sunabaのメモリはダイヤルに例えます。
<メモリのイメージ挿入予定>
言葉で表現すると、上のプログラムは**『65050番のダイヤルを 999999 に合わせるよ』という意味になります。
Sunabaにおいて、メモリをダイヤル式に例えているのは『メモリは空っぽ状態にならないぞ』**と理解してもらうための比喩です。箱だと空っぽの状態がありえますから。**0(ゼロ)**は数字の一つであって空っぽではありません、注意しましょう。これだけ書いておいて何ですが、私はメモリを箱に例えるしゃべることが多く、本講座でも箱と書くことがあるかもしれません。この辺は柔軟に受け止めてください。『メモリは空っぽにならない箱なんだろうねぇ』という感じで。
メモリなのに画面表示?
メモリには種類があります。
0~39999番は一般的な記憶領域で、数値を記憶するだけ。読み書き可です。ただし、39999番から遡るように作成したプログラム自体が格納される点に注意が必要です。(後述します)
60000~69999番は画面につながっています。各ダイヤルから信号線が出ていて、ディスプレイの画素に繋がっているイメージです。書き込みのみ可、 読み込み不可! となります。以下、画面メモリと呼びます。60000番台のメモリと画素との対応関係はSunaba早見.pdf(※)を参照してください。
※ Sunaba早見.pdfは、Sunaba160413\文書フォルダ内にあります。メモリは一度書き込んだ数値を保持します。もちろん、異なる値で上書きするまでです。ですから、画面メモリであれば格納した数値の色を『ずっと』表示します。色を変えたい時は違う数値を上書きすれば良いということになります。