#なぜプログラミング講座に通ったのか
ワタクシはこれまでユーザー部門という立ち位置で会社に業界としては最新のITツールやサービスを導入してきました。つまり情シス的な立場ではありません。それが面白いとおもってくれたのか、いわゆるGAFAや世界的なマーケティングツール会社のイベントに登壇してきました。そして、数年来大きく関心を持って会社を説得していたAWSの導入も業界でいち早く実現し、その関連で今年のAWSサミット大阪ではキーノートで登壇も経験しました。しかしながら、私はプログラマーではありません。よってプログラムの知識もありません。登壇している時ふと頭に浮かんだのです「この中でコード書けなくて喋ってるの俺だけだ」って。もし、内容を理解していたら登壇したときの話もより具体的になり、プログラマーの皆さんにも伝わるのではないかと。
もともと興味があり独学でやったりしていたのですが、「よしプログラミング勉強しよう。詰め込みの合宿でも行こうかな...」と検索していたら出てきたのがCODEBASE。えいや!ポチっと申し込みをしました。そこから二カ月半のプログラミングの旅がはじまりました。
#学んで感じたこと
ひとつめはプログラミングが好きになったこと。まだまだなのだが「好き」と感じている。体系的に学んだことがなかったこともあり、サイトがこのような仕組みで出来上がっているのか、そういう仕組みで動いているのかということを体感できたのは自分にとって大きい経験だった。また、アプリケーションはまだまだ全然勉強が足りないが、後ろでこういうプログラムを使って動かしていることを理解できたことは今後の仕事に大きく生きてくると確信している。
ふたつめは、これはプログラミングやプログラマーの世界では常識なのかもしれないがワタクシが最も驚いたこと。「なぜプログラマーは人のために世界のためにこんなに行動するのか!」ということである。今回のCODEBASEに参加して感じたのはみんな優しい。ほんとうに超初心者にもわかりやすく説明し自らも説明方法を改善しながら理解を促そうを努力をしている姿を何度も見てきた。また、サポーターのみなさま(卒業生も含めて)同様に親切丁寧に受講生をサポートしているのである(私も随分お世話になった)。さらには、シェアという文化がふつうにあり自分のコードなどを世界に広く公開しているではないか。それは多少の承認欲求と就職につながるといことであっても、そして、多少そのムード(シェア文化)は感じていたにせよオールドスクールの業界のサラリーマンのワタクシとしてはそういう文化を目の当たりにするやはり感動で心が震えた。なぜなら、オールドスクールの経済界では「シェアする文化」の真逆の「隠す文化(ノーシェアリングというのかな?)」だからだ。
営業ノウハウはシェアするどころか同僚にも伝えないのが普通だ。お客さんもシェアしない。本質的な情報もシェアしないのである。特に「情報は持っているほうが偉い」という文化もあり、偉い人こそ情報は隠したがる。まさにプログラマーの世界と真逆なのだ。ワタクシなりに数十年この状況と戦い続けているので随分サラリーマンの友だちも減ってきているのだが(笑)、本音で言うと世界をよくしたいなら良いものやチャレンジしたことは失敗というものも含めて(個人的には失敗というものはないと考えているが)シェアするべきだと思う。
大急ぎで書いたので乱文になったと言い訳してそろそろまとまりのない文章を終わりにするが、言いたいことは「プログラミングは美しいしプログラマーの文化も美しい」ということである。プログラムのコードが一切ない役に立つのかわからない雑感のような形になったことを読んでいただいた方に謝罪したいと思う。
言いたいのは、オールドスクールの経済界も世界をより良いものにしたいのであれば、よいものもチャレンジした結果もシェアしてシェアした人間や企業が認められるように進化しなければならないと思う。もしかしたら、プログラミング言語よりも一番学んだことは「愛のあるシェア」だったのかもしれない。