おはようございます。ここ数日めっきり底冷えする天気になり「そういえば去年の冬は都心でも雪が積もって大変だったな〜」と 去年 今年を振り返る日々になってきました。Selenium/Appium Advent Calendar 2014の18番目、12月18日の記事です。
SeleniumIDE
世間の話題はもっぱらSelenium2 なのですが、私は相変わらずSeleniumIDEを使っています。そこから、ネタを並べてみようと思います
なお、SeleniumIDE 2.8.0 を使って書いています。
ロケーター設定
レコード&リプレイがとてもわかりやすい SeleniumIDE。
コマンドも見ればなんとなくわかるものばかりなのですが、難解なのがロケーター指定
まあ、これはSeleniumIDEが悪いわけではないですが。
自動記録では適用できる指定方法の順番が定義されておりこれに沿って設定されますが、時には何のことやらわからない場合などもあります。
この時 変更したい行を選択すると 対象 となったテキストボックスがプルダウンメニューが表示可能になる場合があります。
これは、他の指定方法が可能な場合に選択できるようになります。
-追記-
対象欄に記述している式がどこを指定しているかは、この右横にある「検索」ボタンを押せば、エレメントがハイライトされるので確認することができます。
式が間違っている場合、下のログ欄にエラーが出力されます。
再選択
ロケーションを修正したい場合などは、対象テキストボックス右の 「Select」ボタンが便利です。
ボタンを押したのちブラウザー上の項目にマウスカーソルを持っていくと薄い黄色で項目が選択されるようになります。
目的の項目が選べたらそのままクリックで修正することができます。
オプション設定
オプション設定パネルを見ると日本語化されている項目とされていない項目があります。(この違いはなんだろう???)
そのひとつがこれ。
見るとSeleniumIDEを立ち上げ直せと書いてあります。これはいったい???
とりあえず立ち上げ直してスクリプトを実行
いつもと色が違う!!!
この機能についてはこちらに記述があります
http://blog.reallysimplethoughts.com/2011/09/16/testing-evidence-with-selenium-ide/
優先順位
先ほどの記事で ロケーターの指定方法は優先順位に従って と書きましたが、この優先順位は変更することが可能です
ドラックアンドドロップで順番を変えると、適用されます。
フォームなどの name属性を 適用したい場合などはここを変更すると便利です。
##クロスブラウザ
SeleniumIDEは FireFoxのプラグインなのでテストスクリプトの実行はもちろんFireFoxになるわけですが、こちらを使えば IEなどでも実行できます
こちらに詳しく載っていますね。
http://blog.trident-qa.com/2013/05/selenium-ide-on-chrome-ie-etc/
最後に
普段から使っている人からするとどれも知っている内容だと思いますが、非プログラマーの人が「試してみよう」と思った時に、新旧入り乱れての情報は混乱の元なので、新しい日付で残しておくのも良いかなと思って書きました。