去年の記事をテンプレートに今年版を書いてみます
#公式
何は無くともとりあえず本家
http://www.seleniumhq.org
Webdriver
今年の最終バージョンは 3.0.1。
2014年に「クリスマスにリリースって言ったけど、いつのクリスマスかは言ってなかったよね」ってなコメントが出てきて驚かされたけど、無事リリース
サードバーティー製のドライバー「(仮称)ジャスタウェイ」についてはいずれもVer.3に対応してきましたね。
Selenium3からは FireFoxも ドライバーを自前で用意する必要があるので
それぞれが更新されているかをチェックする必要がありますね
Seleniumでブラウザーと一緒に用意しなきゃいけないアレの更新がめんどいのをどうにかしよう
w3cに出されている web driverのステータスはworking draftで去年と同じですが更新はされていますね
http://www.w3.org/TR/webdriver/
safari driver
Firefox Chrome IE についてはそれぞれドライバーが用意されていますが Safariについては Ver.10から標準実装されているので特にダウンロードする必要はなく、設定すればOKですね
##SeleniumIDE
SeleniumIDEは 2.9.1。
よくよく見ると、去年と同じ!!
こちらの記事にありますがSelenium IDEはこの先生きのこるのか
WebExtensions化で Ver3.0.0になってくれるかなぁ・・・・・
##SeleniumBuilder
ガツガツ更新されているわけではないですが、機能的に安定して使えるところまで来てますか???
https://github.com/SeleniumBuilder/se-builder/graphs/commit-activity
appium
1.6.2が最新バージョン
http://appium.io
つい最近Appium Essentialsが翻訳されて「実践Appium」が出ましたね
##selenese-runner
selenium3に伴い大きく変わった点に seleniumRCがサポートから外れたことがあります。
これまで seleniumIDEで記録したテストケースをコマンドラインから実行するといった場合(Jenkinsで実行する場合などですね)SeleniumRCモードで実行していましたがこれからは、これに頼ることになるのではないかと。こちらも今後の対応が気になるところです。
https://github.com/vmi/selenese-runner-java/releases/tag/selenese-runner-java-2.13.0
selendroid
selendroidは 0.18 こちらは 単発で使うよりも Appiumから呼び出されるシーンの方が多いでしょうし対応機種も減ってくるでしょうからそろそろ開発は止まるかもしれませんね
http://selendroid.io
SeleniumBasic(旧SeleniumVBA)
v2.0.9.0ですが最後の更新が3月で 対応も 2.52.0で止まっていますね
同様のツールたちは Ver.3にどう合わせていくのでしょうかね???
http://florentbr.github.io/SeleniumBasic/
##selenide
Java用のwebdriverラッパーですね
最近なんとなくよく使われている感(あくまで個人的な印象です) v4.1ですね
http://selenide.org/
Geb
ついに 1.0にバージョンアップ!!
http://www.gebish.org
今年は G*ではなく、単独でアドベントカレンダーも建ってますね
Geb Advent Calendar 2016
コミュニティー
SeleniumConf
今年のカンファレンスは6月にインド、開催でした。
http://2016.seleniumconf.in/
11月には UKで開催でしたね
http://2016.seleniumconf.co.uk/
こちらは日本からも参加された方がいらっしゃるようなのでお話が聞けるとうれしいですね
##日本Seleniumユーザーコニュミティー
12月18日に第4回の勉強会が開催です
すでに定員オーバー状態ですが、いろいろなお話が聞けそうですね
第4回 日本Seleniumユーザーコミュニティ勉強会
slackチャンネル
こちらも 回を重ねて今年も
第9回Selenium 談話会 in Slack (みんなで集まってしゃべろうの会)
が開催されていろいろな話題が飛び出しましたね
https://seleniumjp.slack.com/
#周辺ツール
##pitalium
公式に「マルチデバイスを対象としたWebアプリ開発におけるリグレッションテストを自動化・省力化するためのライブラリ」とあります。「スクリーンショットを取得して、期待結果と画像比較」とあるので、seleniumではテストしにくいと言われている見た目の変更部分に対応できそうですね。
テストの実行結果をブラウザ上で一覧できる補助アプリケーション「Pitalium Explorer」も魅力的。
Ver 1.1.1が最新版ですね。
#書籍
今年は 2月に 実践的な内容となる 良書がでましたね。
- Selenium実践入門 ―― 自動化による継続的なブラウザテスト (WEB+DB PRESS plus)
11月に出たのがこちらですね
- 実践 Appium
えーっと
以上、seleniumについて、つれづれに書いてみました。