##概要
書籍 12ステップで作る 組込みOS自作入門において、公式サイトで配布されている仮想環境(※)に対して、
sshを仕掛けてみたところうまくいかなかった。
セキュリティ関連の設定を許可することで、対応ができた。
(※)http://kozos.jp/books/makeos/#vmimage
##発生エラー
teratemから該当のVMをVirtualBoxから立ち上げて、sshをしたところ以下のエラーになった。
SSH パケットを送信中に通信エラーが発生しました. 切断します. (WSAAsyncSelect1:10093)
##対応概要
sshdの設定でパスワード認証を可能にした。
#備考 対応手順の前提
対抗の全量としては、以下の通り。
ローカルPC内での利用が前提のため、セキュリティとしてはがばっと開けている。
1.NWの疎通用設定
以下の手順を実施し、ホスト側からVMへNWが疎通できるように設定した。
https://qiita.com/Gotcha/items/e82eb6c2d4d289e5bcd1
2.TCP Wrapperでの接続制限解除
echo "sshd : ALL" >> /etc/hosts.allow
3.sshdのパスワードによる認証の許可
鍵認証のみになっており、パスワード認証が通らないようになっているため、パスワード認証を許可。
vi /etc/ssh/sshd_config
#以下の行について、noからyesに変えることでパスワードでの認証を可能にさせる
PasswordAuthentication yes
4.sshdデーモンの起動
VMへrootでログインの上、以下のコマンドでsshdを起動。
また、起動時のサービスとしても登録。
service sshd restart
chkconfig sshd on