はじめに
ESP-EYEの環境構築の備忘録です。
EspressifのESP-EYEは、ESP32をベースにカメラとマイクを搭載したAIoT開発ボードです。
ESP-EYEについては、公式の ESP-EYE Getting Started Guide を参照してください。
ハードウェアの仕様(ピンアサインや電気的特性など)については、ESP32 Datasheet (PDF) に詳細が記載されています。
セットアップには、主に「Arduino IDE」を使う手軽な方法と、公式フレームワーク「ESP-WHO (ESP-IDF)」を使う本格的な方法の2種類があります。
今回は「ESP-IDF」を使用します。
環境
OS: Windows 11 Home 25H2
ESP-IDF: 5.4.3
ESP-WHO: 1.1.0
ESP-EYEではESP-IDFとESP-WHOのバージョンは必ずこのバージョンにしてください。
自分が試したところ、最新では動きませんでした。
ESP-IDFのインストール
公式サイトからESP-IDF 5.4.3のインストーラーをダウンロードしてインストールしてください
ESP-IDF 5.4 CMDかPowerShellを起動する
以下、ESP-IDF 5.4 CMDで操作します。
プロジェクトを作成するのに、適当なフォルダに移動してください。
ESP-WHO v1.1.0 フレームワークの取得
git clone --recursive --branch v1.1.0 https://github.com/espressif/esp-who.git
サンプルプロジェクトに移動
今回は以下のプロジェクトをビルドします
cloneしたESP-WHOの顔認識のサンプル(examples/human_face_detection/web)に移動してください
ESP32をターゲットに指定
idf.py set-target esp32
チップの種類を指定します。ESP-EYEの場合は esp32 です。
プロジェクト設定
idf.py menuconfig
プロジェクト設定(Wi-Fi、カメラピン、クロック周波数など)を行います。
Wi-Fiの設定
アクセスポイントにするときは、以下を設定します(デフォルトのままでもいいかと思います)
無線ルーターに接続するときは、以下を設定します。(SSIDとパスワードを入れる)
コンパイラの最適化設定
自分がやったときは
"""
HINT: The applications static IRAM usage is larger than the available IRAM size.
"""
ビルド時に、というメッセージが出て失敗したので、以下のように最適化の設定をOsに変更しました。
ビルド
idf.py build
ビルドします。
書き込み & モニター
idf.py flash monitor
ビルドしたバイナリをESP32のフラッシュメモリに書き込み、シリアルポートからの出力を表示します。
idf.py build flash monitor
のようにビルドから続けて実行することも出来るみたいです。
Webページ表示
Wi-Fiのアクセスポイントに接続し、192.168.4.1(設定による)にアクセスします。
こんな感じの画面が出ます。「Start Stream」で動画が見れます。



