今回は未経験でのエンジニア就活に向けて知っておいた方が良い用語をまとめてみました!
IPアドレス、ドメイン
IPアドレスは、インターネット接続中のコンピュータを識別する番号で、いわばインターネット上の住所です。自分のコンピュータのもつIPアドレスは世界に1つしかなく、それぞれのコンピュータで被ることはありません。
ドメインはIPアドレスを分かりやすい名前に変更したものです。ドメインもIPアドレスと同じく世界に1つしか存在しません。しかし、ドメインではコンピュータどうしの接続ができないため、ドメインをIPアドレスに変換する仕組みをDNSといいます。
MVC
Model、View、Controllerの略。
OS
Operating Systemの略で、コンピュータを動かすために必要なソフトウェアを指します。
ミドルウェア
OSとアプリケーションの中間に位置し、OS上で動作するソフトウェアです。ミドルウェアでは、OSの機能を拡張したり、アプリケーションの共通の処理を提供します。
ミドルウェアの中でも代表的なものがいくつかあります。webサーバーソフトはWebサービスの通信を行います(例:Apache、IIS、Nginx)。データベース管理ソフトはデータの保存や検索を行います(例:MySQL、Postgres、Oracle)。メールサーバーソフトでは電子メールの受信や送信を行います(例:Postfix、Sendmail)。
HTTPメソッド(Verb)
HTTPリクエストをする際に通信のやり取りの要求を定義したもので、代表的なHTTPメソッドはGET(データ取得), POST(新規データ作成),PUT(既存のデータ更新),PATCH(既存のデータ一部更新),DELETE(既存のデータ削除)があります。
CRUD機能
Create、Read、Update、Destroyの頭文字をとったものです。機能の例を挙げるとcreateはxxx.save
、readはxxx.all``xxx.find(params[:id])
、updateはxxx.update(xxx_params)
、destroyはxxx.destroy
などがあります。
環境
プログラムやソフトウェアが稼働するために必要なものが揃っている状態(使用しているエディタ, フレームワーク、ライブラリ等)です。また、パソコン自体やその性能、周辺機器などのハードウェアも環境の一つです。本番環境はユーザーが実際にシステムを使う環境を示します。
ロードバランサ―
複数のサーバに負荷を分散させる装置のこと。
デプロイ
アプリケーションをネット上に公開する作業のことです。
UI/UX
UI(ユーザーインターフェイス)は、ユーザーとサービスなどをつなぐもので、ユーザーの目に触れるものはすべてUIといえます。画面やマウス、キーボード、タッチ画面も含まれます。
UX(ユーザーエクスペリエンス)は、ユーザーが商品やサービスを通じて得られる体験を示します。
UXを高めるためには、品質の高いUIが必要です。UIはUXの質を左右する要因の一つと言えます。
これらが重要視されている理由は、商品やサービスを利用したユーザーの満足度に大きく関わり、利用率アップに影響するためです。優れたUI・UXはユーザー目線で情報が多すぎず、デバイスごとの使いやすいことなどのポイントを押さえて設計されているものです。
IoT(Internet of Things)
様々なものをインターネットにつなぐことです。例えば、スマートフォンを家のエアコンと連携させ、外出先で操作することができるのもIoTです。
詳しくはこちら。UX/UIとの関係についても載っています。
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)
ロボティックプロセスオートメーション(Robotic Process Automation)、通称RPAは、これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはより高度な作業を、人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用して代行・代替する取り組みです。
日本RPA協会より引用
RDS
RDSは、社内のパソコンに社外にあるパソコンやタブレットなどの端末から指示を送り、その結果を端末側に表示される画面で確認するサービスである。リモートアクセスを可能にする技術やサービスはほかにも多数存在するが、特別にインフラを整備しなくても、手軽に短期間で社内の端末を操作できるようになるという特徴が評価されている。
参考記事はこちら
EIP(Enterprise Infomation Portal)
企業内にある情報システムにあるデータやアプリケーションを一括して閲覧することが可能で、業務に必要な情報を一括表示するものです。EIPの導入によって、業務の効率を向上させることができます。また、利用者ごとの内容表示選択や、パソコン以外(スマホなどの端末など)でも利用可能です。