こんにちは!
今回はJavaのデータ型、そして使用する際の注意点を載せていきたいと思います!
Javaの勉強を始めたばかりなので、どう使い分けるかそもそもどんなデータ型があるか知る必要があると思い、まとめてみたのでJava初心者の方の参考になると幸いです!
データ型
データ型の中でも整数、小数、真偽値、文字、文字列などの分類が存在します。分類の中では使い分けが分かっていないと適切に使えないものもあるので、簡単に解説していけたらと思います。また、データ型を指定することでメモリを確保することができます。
整数型
数字の大きさによって、使うデータ型を変えます。また、小数とは扱いが別なので注意です!
型名 | 説明 | 数値の範囲 | 使用例 | 頻度 |
---|---|---|---|---|
long | 8バイト符号付き整数 | -9223372036854775808~9223372036854775807 | 売上高など数字の大きいもの | |
int | 4バイト符号付き整数 | -2147483648~2147483647 | 一般的な数字の計算など | 高 |
short | 2バイト符号付き整数 | -32768~32767 | 年齢など | |
byte | 1バイト符号付き整数 | -128~127 | データなど |
この中でよく使うのはint
です。byte
はデータを表すための型なので、整数を表すための用途であればint型, short型, long型を利用すべきだそうです。また、int
, short
, long
の違いは表現できる値の範囲(表でいう数値の範囲)が異なるのみで、基本はint
を用い、それより大きい数字はlong
を使うそうです。
ここまでくると使い分け方法が理解できてきました。
2進数、8進数、16進数の表し方
変数に代入する値の接頭辞に、2進数は0b
、8進数は0
、16進数は0x
を付けることで何進数か表すことができます。
int binaryNumber = 0b1011;
int octalNumber = 010;
int hexadecimal = 0xFF;
桁を区切る表記
JavaSE 7以降ですと、値に_
(アンダースコア)を含めることで、処理には影響を与えませんが見やすくすることができます。
int spanNumber = 1_150;
整数のデータ型の説明はここまでです。
浮動小数点型(小数に使うデータ型)
小数のデータ型は小数点(.
)のつく数字を扱う際に用いられます。
型名 | 中身 | 数値の範囲 | 使用例 | 頻度 |
---|---|---|---|---|
double | 8バイト浮動小数点数 | ±4.94065645841246544×10^-324~±1.79769313486231570×10^308 | 普通の小数 | |
float | 4バイト浮動小数点数 | ±1.40239846×10^-45~±3.40282347×10^38 | 少し曖昧でいい小数 | 中 |
基本的にはdouble
を優先して使います。double
は厳密、float
はそれより曖昧な表現になります。
指数表現
小数のデータ型(浮動小数点型)では指数表現もでき、E
を用いることで表現できます。
1.3332E5
は1.3332×10^5
と同じ意味になります。
論理型
論理型にはboolean
があり、true
(真)かfalse
(偽)しか入らない特別なデータ型です。
文字型
char
とString
(Sは大文字なので注意!)が存在し、
char
:1文字だけ代入(''
シングルクォーテーションで囲む!)
String
:文字列を代入(""
ダブルクォーテーションで囲む!)
のように使い分けます。
char color;
color = '白';
String name;
name = "ハム太郎";
char型で""を使用するとString型として扱われ、エラーが出るので使い分けに注意!
最後に
ここ最近就活や勉強を理由に技術ブログ更新が疎かになっていたので、Javaを学び始めたことをきっかけに頻度を上げられるように頑張ろうと思います!(意気込み)
もし間違いなどありましたら、お気軽にコメントや修正提案いただけますと幸いです。