CentOS7ではコマンドによる設定が推奨されているようです。
nmcli コマンド用いて設定していきます。
ローカルネットワーク、ルーターのIPアドレス「192.168.1.1」という想定です。
まずは「 nmcli d 」 でデバイスの確認。
DEVICE TYPE STATE CONNECTION
enp0s3 ethernet 切断済み --
lo loopback 管理無し --
enp0s3を確認。
enp0s3はデバイス名なので設定したいデバイスによって変わる。
実際に設定するファイル。デフォルトだとこちら。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp0s3
TYPE=Ethernet
PROXY_METHOD=none
BROWSER_ONLY=no
BOOTPROTO=dhcp
DEFROUTE=yes
IPV4_FAILURE_FATAL=no
IPV6INIT=yes
IPV6_AUTOCONF=yes
IPV6_DEFROUTE=yes
IPV6_FAILURE_FATAL=no
IPV6_ADDR_GEN_MODE=stable-privacy
NAME=enp0s3
UUID=d980175f-0b3e-4fs2-8fe5-4532bbb31b315f
DEVICE=enp0s3
ONBOOT=no
上記にコマンドを打って設定していきます。
手順① インターフェイスの有効化
nmcli c m enp0s3 connection.autoconnect yes
ONBOOT=no→yesに変更。noだとネットワークが使えない状態。
####手順② IPアドレスの設定
nmcli c modify enp0s3 ipv4.address 192.168.1.11/24
IPADDR=192.168.1.11
PREFIX=24
IPアドレスとサブネットマスクが設定される。
####手順③ デフォルトゲートウェイの設定
nmcli c modify enp0s3 ipv4.gateway 192.168.1.1
GATEWAY=192.168.1.1
####手順④ DNSの設定
nmcli c modify enp0s3 ipv4.dns 192.168.1.1
DNS=192.168.1.1
####手順⑤ IPアドレスを固定にする
nmcli c modify enp0s3 ipv4.method manual
BOOTPROTO=dhcp→none に変更
####手順⑥ ネットワーク再起動
nmcli c down enp0s3;nmcli c up enp0s3
再起動しないと設定が反映されない。再起動したら下記コマンドで設定の確認。
nmcli d show enp0s3
####手順⑦ ホスト名とIPアドレスを紐付ける
/etc/hosts に追記する。
192.168.1.1 router #ルーター
192.168.1.11 ホスト名 #自身のホスト名
####手順⑧ /etc/resolv.confの確認
nameserver 192.168.1.1
手順④でDNS=192.168.1.1としたことでIPアドレスが自動でnameserverに入る。
####手順⑨ pingを通して疎通を確認(ローカル)
ping (-c 3) 192.168.1.11 or 自身のホスト名
ping (-c 3) 192.168.1.1 or router(ルーター)
パケットロスがなければOK
####手順⑩ pingを通して疎通を確認(DNS)
ping (-c 3) google.com
外部にもpingが通るか確認。試しにgoogleにアクセス。