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クリティカル・シンキングとは

Last updated at Posted at 2022-04-27

クリティカル・シンキングとは

「批判的思考」と訳されるが、欠点を指摘するための思考法ではなく、「本当にこれで良いか?」「そもそも目的はなんだったか?」と一度立ち止まり思考することで、物事の本質を捉えながら結論を導く思考法。

クリティカル・シンキングの特徴

① 目的は何かを常に意識する

思考していく間に目的としているゴールがズレてしまわないように、そもそも「何のために思考するのか」、「何のために作っているのか」といった部分を明確にしながら思考する。今議論する必要のないことまで議論してしまい、本来解決したい課題までたどり着かない、みたいなことを防ぐ。

② 思考の癖があることを前提に考える

人間は今までの経験や記憶による主観がある。主観により物事の考え方にも偏りがでてしまう。予め思考には癖や偏りがあることを理解して、「主観だけで考えていないか」を自分に問いながら思考に客観性を持たせる。

③ 本質まで考え続ける

考えて結論が出たとしても「なぜ?」「これが最善な方法か?」「これで本当に課題は解決できるか?」と、何度も本質まで考え続ける。

まとめ

  • ① 目的は何かを常に意識する
    • 「そもそも何のためにやるのか?」
    • 「そもそも何のために作っているのか?」
  • ② 思考の癖があることを前提に考える
    • 「主観のみで考えていないか?」
  • ③ 本質まで考え続ける
    • 「これが最善の方法か?」
    • 「これで本当に課題は解決できるか?」
  • 前提がズレていないかも確認する
    • そもそも前提が間違えていると、正しい結論を導くことができない

所感

プログラムを書く時にも有用な思考法だと感じた。必死になってプログラムを書いていると、目的を見失って煩雑なコードになったり、無駄な処理を含むコードを書いてしまうことがある。そういった時に「クリティカル・シンキング」の思考法を取り入れて、振り返りながらプログラミングをすることで、より良いコードを書いていきたい。

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