6
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

この記事は何

僕は現在、Claude Code Pluginの機能を活用して、自分の開発環境を拡張しています。PluginはClaude Code公式の機能で、Skills(再利用可能な知識・手順)やSub-agents(特化したエージェント)、Custom Slash Commands(カスタムコマンド)などを配布・導入できる仕組みです。

今回は、僕が作成しているClaude Code Pluginの中から「commands/fix-review-point」というカスタムコマンドについて紹介します。

僕のClaude Code Pluginは以下のリポジトリで公開しています。

https://github.com/getty104/claude-code-marketplace

カスタムコマンドとは

カスタムコマンドは、Claude Codeで特定のワークフローを再利用可能な形でまとめたものです。Markdownファイルとしてプロンプトを定義し、スラッシュコマンドとして呼び出すことができます。

通常のプロンプトを毎回入力する代わりに、よく使う作業フローをコマンド化しておくことで、一貫性のある作業を効率的に実行できます。

commands/fix-review-point について

commands/fix-review-pointは、PRに付けられた未解決のレビューコメントに対応するためのカスタムコマンドです。

コードレビューでは、レビュアーから複数の指摘を受けることがよくあります。それらの指摘に一つずつ対応し、修正をコミットし、レビューコメントを解決していく作業は、手動だと時間がかかりがちです。このコマンドを使えば、そうした作業をClaude Codeに委譲できます。

用途

以下の形式で実行します。

/getty104:fix-review-point <branch_name>

実行すると、以下のステップが自動で実行されます。

  1. git-worktreeの準備: create-git-worktreeスキルを使用して、指定したブランチ用のworktreeを作成し、環境をセットアップします
  2. worktreeへの移動: 作成したworktreeディレクトリに移動します
  3. Serenaのアクティベート: worktree内でSerenaをアクティベートし、オンボーディングを完了します
  4. レビューコメント対応: review-comment-implementerサブエージェントに委譲し、未解決のレビューコメントへの対応を行います

何が嬉しいの?

分離された作業環境

git-worktreeを使うことで、メインの作業ディレクトリを汚さずに、別のブランチでの作業ができます。レビュー対応のために現在の作業を中断する必要がありません。worktree内で完結するため、作業後のクリーンアップも容易です。

スキルとサブエージェントの組み合わせ

このコマンドは、以前紹介したスキルとサブエージェントを組み合わせて動作しています。

  • create-git-worktreeスキル: worktreeの作成と環境セットアップを担当します

  • read-unresolved-pr-commentsスキル: GitHub GraphQL APIを使用して未解決のレビューコメントを取得します

  • resolve-pr-commentsスキル: 対応が完了したレビューコメントを一括でResolveします

  • high-quality-commitスキル: 適切なgitコミット戦略で変更を記録します

  • review-comment-implementerサブエージェント: レビューコメントの内容を読み込み、TDDアプローチで実装を行い、修正内容をコミット・プッシュします

これらを組み合わせることで、レビュー対応の一連のフローを自動化しています。

コンテキストの効率的な利用

カスタムコマンドとして定義することで、Claude Codeに対して最初から適切なコンテキストを渡すことができます。毎回同じ説明をする必要がなく、一貫した品質でレビュー対応を行えます。

また、サブエージェントに委譲することで、メインのコンテキストを消費せずに処理を進められます。複数のレビューコメントに対応する場合でも、コンテキストの枯渇を気にせず作業を進められます。

プロンプト・コード

コマンドのプロンプトは以下のリポジトリで公開しています。

最後に

今回は、PRのレビューコメント対応を自動化するcommands/fix-review-pointについて紹介しました。

レビュー対応は開発フローの中で頻繁に発生する作業ですが、このコマンドを使うことでClaude Codeに委譲できます。特に、複数の指摘がある場合や、worktreeを使った分離環境での作業が必要な場合に便利です。

興味がある方は、ぜひPluginを導入して試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

6
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?