Tips: BigQueryで直近の期間で絞り込みたい時は*_SUB関数が便利

この記事は何

TreasureDataには以下のようなTD_INTERVALという、直近の機関による絞り込みを行う関数が存在します。

SELECT *
FROM example_tables
WHERE TD_INTERVAL(time, '-30d/now', 'JST') --　直近30日のデータを絞り込む

BigQueryにはこのような関数は存在しないため、BETWEENを用いてクエリを書く必要があります。
この時に、*_SUB関数を使うと簡単に書けるよ、という記事です。

*_SUB関数とは

*_SUB関数とは、日時系の時間の引き算を行える関数です。
DATE型、DATETIME型、TIMESTAMP型、色々な型に対応した関数が用意されています。

この*_SUB関数を用いると、以下のような書き方で直近〇〇日のデータを出すことができます。
DATETIME型を用いる場合は以下のように書けます。

SELECT *
FROM example_tables
WHERE time BETWEEN DATETIME_SUB(DATETIME_TRUNC(CURRENT_DATETIME('Japan'), DAY), INTERVAL 30 DAY) AND CURRENT_DATETIME('Japan')　--　直近30日のデータを絞り込む

クエリ内で用いているDATETIME_TRUNC関数は、時間の丸め込みを行う関数です。