Tips: Railsでpresenceメソッドを用いてnil時に返す値を簡潔に記述する

これは何

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presenceメソッドについて

Rails(ActiveSupport)では、presenceメソッドというメソッドが使えます。
これはレシーバに対してpresent?を実行し、trueだった場合にレシーバ自身を返し、falseだった場合にnilを返すようなメソッドです。
以下に例を記載します。

例

10.presence #=> 10
''.presence #=> nil

presenceを用いた実装テクニック

presenceメソッドと||演算子を用いることで、値がnilだった時にデフォルト値を簡潔に記述できます。

使わない例

def foo(val)
  val.present? ? val : 'default'
end

使う例1

def foo(val)
  val.presence || 'default'
end

コンストラクタのインスタンス変数代入でも使えます

使う例2

class Foo
  def initialize(val)
    @val = val.presence || 'default'
  end
end

複数の値を用いるときも使えます

使う例3

def foo(val1, val2, val3)
   val1.presence || val2.presence || val3.presence || 'default'
end

参考文献