AWSサービス一覧(2021年) 気になったやつだけ アプリ関連編

今回のフォーカス

下記ページのアプリに関わるサービスを簡単にサマリー。できれば1-2行でまとめたい。
【2021年】AWS全サービスまとめ
https://dev.classmethod.jp/articles/aws-summary-2021/#toc-196

1.開発者用ツール

• CodeStar
  • プロダクトの開発環境テンプレート作成サービス。
  • CodeCommit,CodeBuild,CodeDeployなどをCodePipelineで連携する環境を作成する。
• CodeCommit
  • フルマネージドなGitリポジトリホスティングサービス。
• CodeBuild
  • フルマネージドなビルドサービス。ソースコードのコンパイルおよびテストを実行。
  • ビルド対象：S3,CodeCommit,Bibucket,GitHub,GitHub Enterprise
• CodeDeploy
  • アプリケーションのデプロイ自動化サービス。
  • S3,GitHub,Bitbucketに保存されているコンテンツをEC2やオンプレ、Lambda、ECSにデプロイできる。
• CodePipeline
  • ビルド、テスト、デプロイ、承認を視覚化および自動化するCICDサービス。
• CodeArtifact
  • フルマネージドなアーティファクトリポジトリサービス。
  • Mave/Gradle(Java),npm/yarn(Javascript),pip/twine(Python),NuGet(.Net)などのパッケージマネージャおよびビルドツールと連携して動作する。
• Cloud9
  • クラウドベースのブライザ上で操作できるIDE。
  • Lambdaのテストやデバックが可能。ペアプロもできる。

2.モバイル

• Amplify
  • クラウドサービス(Default:AWS)を利用するフロントエンド・モバイル開発向けのJavascript/iOS/Androidライブラリ。
  • Amplify ConsoleはWebアプリの継続デプロイ、ホスティングサービスである。
  • Mobile Hubより、Amplifyが新規で作る場合には勧められている
    • モバイルアプリのためのCognito,Lambda,Device Farm,PinpointなどのAWSサービスと連携する統合コンソール。
• AppSync
  • フルマネージドなGraphQLを使用したオンライン/オフラインのリアルタイムデータ同期サービス。
  • 対応データソース：DynamoDB, Lambda, Elasticsearch Service, Aurora Serverless, HTTP endpoint。
• Location Service
  • デバイスの位置情報を安全に利用できるサービス。
  • 地図、POI(Point Of Interest)、ジオコーディング、ルーティング、ジオフェンス、トラッキングといった機能を簡単にアプリケーションに追加できる。

3.ビジネスアプリケーション

• Chime(チャイム)
  • ビデオ、音声、チャット、スクリーン共有などの機能を提供するオンラインミーティングサービス。
  • Basic,Plus,Proの３種類がある。
• WorkMail
  • フルマネージドなWebメールおよびカレンダーサービス。
  • SimpleAD,Microsoft AD, ADConnectorといったDirectory Serviceを利用する。
  • モバイルアプリやデスクトップクライアントにも対応。
• Honeycode
  • コードを記述することなくモバイルおよびWebアプリを構築できるサービス
    • https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/introducing-amazon-honeycode-build-web-mobile-apps-without-writing-code/

4.アプリケーション統合

• Step Functions
  • Lambdaを利用したサーバレスワークフローをを作成するサービス。
  • ワークフローには、標準とExpressの2タイプがある。
  • JSON,ASL(Amazon States Language)を使用して定義する。
• AppFlow
  • フルマネージドなデータ連携サービス。
  • コードの記述なしで、SalesforceなどのSaaS、S3、RedShiftといったAWSサービス間でデータ連携ができる。
• EventBridge
  • イベント駆動型アーキテクチャを構築できるサーバレスイベントバサービス。
  • CloudWatch Eventsベース。CloudWatch Eventsは、将来的にEventBridgeに名前変更予定。
• MQ
  • フルマネージドなApache ActiveMQのメッセージブローカーサービス。
  • JMSなどのAPIや、AMQPやOpenWireなど多くのプロトコルをサポート。
• Simple Queue Service(SQS)
  • フルマネージドなプル型メッセージキューイングサービス。
  • スタンダードキューとFIFOキューがサポートされている。
• Managed Workflow for Apache Airflow
  • フルマネージドなApache Airflowのワークフロー管理サービス。
    • Airflowとは・・・ワークフローを記述、実行、監視するためツール(https://dev.classmethod.jp/articles/what-is-airflow)
  • 有向非巡回グラフ(DAG; Directed Acyclic Graph)でワークフローを表現。
    • 有向非巡回グラフとは、簡単に言えば、フローがループしない、スタートとゴールが異なるフローのこと。(https://mathwords.net/dag)

感想

Chime/WorkMailなってサービスがあったのか。全然しらなかった。AWSの社員は、これらを使っているのだろうか。
ちょくちょくLambda連携できるサービスが多いのがわかる。やはり、今後はServerlessとなっていくほうこうであるとわかる。