この記事はファンタラクティブ2024年アドベントカレンダー12月2日の記事です。
寒い。すごく寒い...
そう、少し前に北海道へ移住したのだ。
ここの冬は過酷である。
大地は美しい銀世界を条件に、
身体の芯から体温を奪っていく。
寒い。すごく寒い...
そう、薪ストーブに火を灯そう。
薪は炎へ変わり、空気を振動しはじめる。
不規則な動きで瞳の奥を支配してくる。
どこか懐かしい。
DNAがそう思わせるのだろう。
暖かい。すごく暖かい...
そう、僕たちはプログラマーである。
関数型プログラミングという魔法を武器に、
何度実行しても同じ値を返す関数を実装する。
それは僕たちの美学である。
だが、こいつはそれに反する。
いつも予測不能な値を返す。
相反する立場でありながら、心の安らぎを与える。
暖かい。すごく暖かい...
そう、心と頭で感じていたのだろう。
真逆の入力から、至福な出力を得る。
僕たちが両者を支配したとき、
次のフェーズへシフトするのかもしれない。
茫然と雪降る景色を見た。
次回は、村上拓さんの記事になります!