問題
IPv6 アドレスの表記として,適切なものはどれか。
ア 2001:db8::3ab::ff01
イ 2001:db8::3ab:ff01
ウ 2001:db8.3ab:ff01
エ 2001.db8.3ab.ff01
結論
正解は 「イ:2001:db8::3ab:ff01」 です。
IPv6アドレス(128ビット)は長すぎるため、
読み書きしやすくするための特別な「省略ルール」があります。
この問題は、そのルールを正しく理解しているかを問うものです。
解説
IPv6アドレスは、16ビットごとにコロン(:)で区切った8つのグループで構成されます。
(例:2001:0db8:0000:0000:0000:03ab:0000:ff01)。
これを短くする主なルールは以下の2つです。
ルール1:区切り文字は「コロン」
- ア、イ: コロン(:)が使われているので適切です。
- ウ、エ: ピリオド(.)が使われています。ピリオドはIPv4の区切り文字であり、IPv6では使えません(埋め込みIPv4などの特殊用途を除く)。この時点でウとエは対象外です。
ルール2:0の連続の省略(::)は「1回だけ」
-
ア:
::が2ヶ所あります。 -
イ:
::が1ヶ所だけです。
「::」は、迷子を防ぐために1回だけ! というのが鉄則です。
よって答えは「イ」となります。
補足:各グループの「先頭の0」は省略できる
IPv6は本来4桁ずつ(例:0db8 や 03ab)ですが、頭の「0」は書かなくてもOKというルールがあります(0db8 → db8)。※ただし、0が4つ続く 0000 の場合は、最低1つの 0 を残すか、ルール2の :: で省略します。
まとめ
- IPv6の区切りはコロン(:)。
- 0の連続を省略する「
::(ダブルコロン)」は、アドレスの中で1回だけしか使えない。
