はじめに
DEJIRENは、情報活用の3大要素「伝達、自動化、連携」を実現するクラウドサービスです。
DEJIRENの使い方や使う前の準備については以下の記事をご参照ください。
GUIでボットが作れる! DEJIREN初めて触ってみた
以下のようなブロックプログラムチックなフローを作成することで簡単にチャットとその他のシステム連携が可能です。
今回はアクションフロー作成の基礎やメッセージの送信方法についてまとめてみたのでいくつかご紹介していきます。
目次
- スケジュールでメッセージ送信
- メッセージをオウム返しする
- メッセージを受け取ったルームに対して返信する
- 複数行のメッセージを送信する
- 受け取ったメッセージから一部を抽出する
(1)スケジュールでメッセージ送信
以下のようにスケジュールの設定とメッセージの設定を行います。
この設定で定期的にメッセージ送信を行うことが可能です。
(2)メッセージをオウム返しする
受信したメッセージをそのまま返信するアクションフローができました。
(3)メッセージを受け取ったルームに対して返信する
DEJIRENのルームを複数作成し、Aルームにメッセージが来た場合はAルームに、Bルームにメッセージが来た場合はBルームにメッセージを返すようなアクションフローを作成します。
今回はDEJIRENドリルとDEJIRENどりるという二つのルームを作成しています。
メッセージ受信は前回と同様に任意のボットを選択してください。
メッセージ送信の設定は以下のように設定します。
動作確認をしてみます。
(4)複数行のメッセージを送信する
DEJIRENで複数行のメッセージを送りたい場合の設定を行います。
以下の手順でブロックを配置します。
メッセージ受信は前回と同様に任意のボットを選択してください。
テキスト作成、メッセージ送信は以下のように設定します。
(5)受け取ったメッセージから一部を抽出する
受信したメッセージから一部を抽出することが可能です。
例えば、「〇〇を教えて」というメッセージから〇〇部分を抽出したり、
「〇〇の△△ってどこにあるの?」というメッセージから〇〇、△△を抽出することができます。
受け取ったメッセージによって処理を分岐させたりする際に何かと便利そうですね。
以下の手順でブロックを配置します。
メッセージ受信は前回と同様に任意のボットを選択してください。
テキスト抽出とメッセージ送信は以下のように設定します。
まとめ
DEJIRENの基本的なアクションフローの作り方について紹介しました。
次回はIFを使った条件分岐などもう少し実践的な機能について記事にしたいと思います!