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はじめに

こんにちは、genimuraです。
5月で期が変わり採用計画大幅に変わったことによる、全体的な見直しと改善を半年間行ってきました。
今回は5月から行ってきた活動内容と振り返りをしようと思います。

弊社GENEROSITYは積極採用中です。興味があればカジュアル面談からやりましょう!

エンジニア組織概要

現在エンジニアが18名います。

チーム内訳

Web、ネイティブ、テクニカルディレクション、研究開発それぞれの分野でチームを分けています。
Webチームのみ複数のチームが存在します。

Web1チーム: DXの開発系がメイン
Web2チーム: イベントの賑やかしプロダクトの開発系がメイン
Web3チーム: フロントエンド寄りの開発系がメイン
ネイティブチーム: カメラを使ったプロダクトの開発系がメイン
テクニカルディレクション: リソース管理・見積もり・営業プランナーやデザイナーとのハブ・案件進行/品質等の管理
研究開発: プロダクトで利用するライブラリの研究開発

詳しくはこちらから

現在使用中の採用媒体

  • Wantedly
  • Green
  • リクルートエージェント
  • Findy
  • Paiza
  • 転職ドラフト
  • Lapras

採用活動に関しての課題感

  • 非エンジニアにスカウト業務を一部お任せしていたため、スカウトの精度が低い
  • 採用担当者(自分)が会社の魅力・どのような人材が欲しいのかを理解出来ていない
  • 求人情報が古く、実情と合わない
  • 採用プロセスが長く、途中離脱が多い
  • スカウトテンプレート文が一律で、候補者に伝わりにくい
  • 採用管理がスプレッドシートで行っているため、管理が煩雑
  • 採用媒体の担当者とのコミュニケーションが不足している

やったこと一覧

上記の課題感を踏まえて、以下のような取り組みを行いました。

  • スカウトテンプレート文の見直し
  • 求人職種の変更
  • 求人内容の見直し
  • HERP(ATS)の導入
  • 転職ドラフトの利用開始
  • Lapras利用開始
  • 各採用媒体の担当者とのコミュニケーション強化
  • HireRoo導入開始
  • 42Tokyoへの協賛
  • 説明会の実施と採用資料の作成
  • 採用担当者向けのイベントへの参加
  • エンジニア全員でスカウト候補者のリスティング

スカウトテンプレート文の見直し

各媒体で使っているスカウトテンプレート文を見直しました。
基本的にはスカウトを送る際は、テンプレート文を使っていますが、その中でスカウトする理由に関しては自由に記述出来るようなフォーマットに変更しました。
候補者に対して、何が魅力的だと思ったのか、どういうことをやってもらいたいかをお伝えしやすいようにしました。

求人職種の変更

これまで、求人していた職種に関して、フロントエンドエンジニア・バックエンドエンジニア・フルスタックエンジニアというように、分割していましたが、これらを統合しフルスタックエンジニアとして募集するように変更しました。
背景として弊社で指すフロントエンドエンジニアとは、クリエイティブコーディングを行うことが多く、基幹システムやSaaSを開発してきた方とアンマッチする場合が多かったためです。
また、リード(シニア)エンジニアの募集は媒体を絞ってスカウトをするように変更しました。

求人内容の見直し

こちらは、以前から使用されていた求人情報が古く、現在の状況と合わないものが多かったため、全て見直しました。
各求人職種に対して、どのような業務を行うのか、どのようなスキルが必要なのか、どのような人が求められているのかを明確にしました。
後ほど記載しますが、転職ドラフトを導入したことで、他媒体の求人内容も全て見直しました。

HERP(ATS)の導入

これまで採用候補者管理はスプレッドシートで行っていましたが、採用媒体を増やすにつれ、管理が煩雑になってきたため、採用管理ツールの導入を決定しました。
HERPを導入することで、候補者の管理、採用プロセスの可視化、採用担当者とのコミュニケーションがSlack上で行えるようになったり、管理がしやすくなりました。

転職ドラフトの利用開始

こちらは前々から導入を考えていたものですが、6月から導入を開始しました。
転職ドラフトは、他の採用媒体よりもレジュメの詳細度が高く、候補者のスキルや経歴がわかりやすいため、スカウトの精度は高いと感じています。
また、転職ドラフトの担当者と毎月フィードバックをいただきながら、採用活動を進めています。

転職ドラフトを始めて良かったこととして、全体の市況感を把握しやすくなりました。
具体的には、他企業がオファー時の掲示年収を公開しているため、弊社の掲示年収との乖離を理解することができ、採用活動だけでなく、社内の年収レンジを見直すきっかけにもなりました。
他にも、一人ひとり指名理由文を考えてスカウトを送る習慣がついたことで、他媒体でも、スカウトの際のメッセージを考える時間が短縮されて全体で見れば業務の効率化に繋がったと感じています。
転職ドラフトを導入してから、他媒体の年収や求人内容も全て見直しました。

Lapras利用開始

Laprasは、エンジニア向けの採用媒体で、エンジニアのスキルや経歴がわかりやすいため、採用活動に適していると感じました。
まだ、導入はしたばかりで、運用に関してはこれからですが、掲載されている企業もベンチャー企業が多く、弊社とマッチしている媒体だと感じているため、今後積極的に利用していきたいと考えています。

各採用媒体の担当者とのコミュニケーション強化

担当者と疎遠になっていた採用媒体もあったので、求人情報の見直しとスカウトの状況等を共有するため、定期的にコミュニケーションを取るようにしました。
担当者とのコミュニケーションを取ることで、求人内容のフィードバックをいただいたり、マッチング条件が明確になり、スカウトの精度が上がったと感じています。
また、担当者から直接候補者をピックアップしていただいたり、候補者のフィードバックをいただいたりすることができ、採用活動がスムーズに進むようになりました。

HireRoo導入開始

これまで2週間でアプリを作成する技術課題を行っていましたが、選考のハードル、選考期間が長くなる、評価のプロセスにかかる時間が長いといった課題がありました。
HireRooとは、採用において技術課題をWeb上で行い、自動採点、相対評価、実際のコーディングをしている様子をプレイバックで確認できたりするサービスです。
HireRooを導入してからは、選考プロセスが短くなる、相対的に評価がしやすくなるという恩恵を受けて、候補者・採用担当の双方にメリットがあり、導入して良かったと感じています。

42Tokyoへの協賛

42Tokyoは、プログラミング教育を提供するスクールです。学費は無料で、年齢や学歴に関係なく、誰でも参加することができます。(入学するために約1ヶ月間の試験があります)
講師がいないことで有名で、ピアラーニングを重視しており、お互いに助け合いながら学ぶことができる環境です。
GENEROSITYとして、42Tokyoの生徒の自ら考えて行動するという姿勢に共感したことと、エンジニアの採用活動の一環として、協賛を決定しました。
協賛したことで、会社説明会や、主催イベントをすることができ、すでにGENEROSITYに入社をした方もいます。

説明会の実施と採用資料の作成

GENEROSITYで始めての会社説明会を行いました。
会社説明会をするにあたって、採用資料を1から作成しました。

採用資料を作るために下記のようなことを考えました。

  • 会社の魅力
  • 求めている人材
  • どういう組織なのか
  • どういう組織を目指しているのか

改めて、GENEROSITYとはどういう会社なのかを考えることができ、その後のカジュアル面談・面接でも魅力を伝えやすくなったと感じています。
(作成した資料は上記のスライドになります。)

採用担当者向けのイベントへの参加

採用担当者向けのイベントに参加しました。
こちらは他企業の採用担当者がどのような採用活動を行っているか、どのような課題感を持っているのかを共有するためのイベントでした。
参加してみて、全員で採用活動を行っている企業や、ダイレクトスカウティングを利用している企業、採用フローを0から作り直している企業など、様々な企業があることを知ることができ、自社の採用活動を改善するためのヒントを得ることができました。

エンジニア全員でスカウト候補者のリスティング

先述の通り、全員で採用活動を行っている企業をノウハウを知り、お試しで、エンジニア全員で毎日良さそうな候補者をリストアップすることを始めました。
こちらを始めた一番の理由は一人ひとりが今のチームに必要な人はどのようなのかを考えてもらうためです。
どのような人がいいかを考える過程で「己を知る」ということを意識しなければならず、自社の強みや魅力を認識してもらうことが目的です。
また、今までそこまで力を入れることが出来ていなかった採用媒体にも目を向けることができ、採用活動の幅が広がったと感じています。

特に良かったこと

  1. 転職ドラフトの導入
  2. 42Tokyoへの協賛
  3. エンジニア全員でスカウト候補者のリスティング

これらはどれも自社を振り返るきっかけとなり、採用活動全体を見直すことが出来たと感じています。
転職ドラフトでは、市場との比較、求人票・スカウト文の見直し
42Tokyoへの協賛では、自社の魅力、強み、課題感を再認識
エンジニア全員でスカウト候補者のリスティングでは、採用担当者以外のメンバー一人ひとりに自社が求める人材像を考える機会を持つことができました。

今後の展望

多角的に採用活動を行っていくことが当面の目標です。
具体的には、リファラル採用の強化と、求人職種ごとにメインで活用する採用媒体を選定、エージェンシーの利用の最適化を行っていく予定です。
また、会社を知ってもらうためのイベントを開催することや、イベント登壇、イベントへのスポンサー活動等を行っていき、より多くの人にGENEROSITYを知ってもらうことを目指しています。

おわりに

ここまでやってきたことは諸々並行して行ってきたため、それぞれの取り組みで相乗効果があった部分もあり、現在は採用活動がスムーズに進んでいると感じています。
今後も引き続き積極採用しておりますので、興味がある方はぜひカジュアル面談からお話しましょう!

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