WindowsServer2002 と、Windows10 に PostgreSQL11.5 をそれぞれインストールしました。
忘れないために、どうやったか設定手順を残しておこうと思います。
これで、何台でもスムーズにインストールできるようになりそうです。
覚え書きレベルです。
PostgreSQL はインストール直後、他端末からの接続を受け付けない仕様になっています。
そのため、他端末からの接続を許可するには、設定をしてやらなければなりません。
- PostgreSQL内での設定
C:\Program Files\PostgreSQL\11\data\pg_hba.conf 内
(11のところはVersion11.5を入れたから。ここはバージョンによって変わります)
# TYPE DATABASE USER ADDRESS METHOD
# IPv4 local connections:
host all all 127.0.0.1/32 md5
の直後に
を追加。これで、社内ネットワーク 192.168.0.1~192.168.0.254 までのIPアドレスのホスト(クライアント)が許可されます。
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pg_hba.confを書き換えたら、必ずサービスを再起動すること。
コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\管理ツールの中に、「サービス」があるはず。Postgresと書いてあるサービスがそれです。 -
Windows ファイアウォールでも通信を許可する必要があります。
[ココから転記]
https://www.projectgroup.info/documents/PostgreSQL/POS_000007.html -
スタートメニューから[管理ツール] - [セキュリティが強化された Windows ファイアウオール] を起動
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左ペインで「受信の規則」を選択し、右ペインで「新しい規則」をクリック
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【規則の種類】「ポート」を選択して「次へ」をクリック
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【プロトコルおよびポート】「TCP」、「特定のローカルポート」を選択し、ポート番号に「5432」を入力して「次へ」をクリック
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【操作】「接続を許可する」を選択して「次へ」をクリックします。
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【プロファイル】環境に応じて適用対象にチェックをして「次へ」をクリック
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【名前】わかりやすい名前を設定して、「完了」をクリック。今回は「PostgreSQL」と設定。
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一覧に先ほど「名前」で登録した名称の行ができていればOK
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A5:SQL Mk-2 2.14.3 を起動。
サーバー名:(postgreSQLを置いたPC名)
データベース名: postgres
ユーザーID: postgres
パスワード:(設定したパスワード)
で、デフォルトで作られているDBに接続できていれば、外部通信ができたことになります。 -
A5:SQL Mk-2 からはデータベースの箱が作れないので、サーバー内のプロンプトで、あらかじめ作っておかなければなりません。
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起動してるかどうか確認 psql -V でバージョン情報が出るかどうか。
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起動してたらログイン psql -U postgres -d postgres
パスワードを打って、 postgres=# と出たら接続成功 -
create database (名前) でデータベースが作成される(なぜか小文字でないと通りませんでした)。
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\l で作成済みのデータベース一覧を表示
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\q で切断
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A5:SQL Mk-2 2.14.3 を起動。
サーバー名:(postgreSQLを置いたPC名)
データベース名: (さっき作ったデータベース名)
ユーザーID: postgres
パスワード:(設定したパスワード)
で、接続できたら、完成。 -
ユーザを追加したいときは、
create role (ユーザー名) with login password 'password' ;
※パスワードを囲うシングルクォーテーションを忘れるとエラーになるので注意
[ココが詳しい]
https://eng-entrance.com/postgresql-role