Accessでなんかおかしいなと思ったときによく行うのが、最適化の実行だと思います。ネットで検索してもそういった情報がたくさんありますね。
ただ、最適化を行っても、状況が変わらない、良くならない時、あきらめる前にもう1つできることがあります。
そこで、decompileです。
コマンドプロンプトを起動し、対象のmdb,accdbファイルの後ろに
/decompile
を付けて実行するだけです。
最適化もしたい場合は、その後
/compact
もすると良いかもしれません。
実行例
参考ページ
・MS-Accessのツボ
・Decompile and Compact Your Microsoft Access Database to Improve Performance and Fix Corruption
・vba - How does one decompile and recompile a database application? - Stack Overflow
どんな時に使ったのか
あくまで自分の経験ですが、20年もののaccdbファイル(恐らく元はmdbファイル)の変更が必要になり、そのときに他のaccdbファイルからフォームをインポートしました。
その後、インポートしたフォームを開こうとすると、スンッっとAccessが終了する(何のメッセージも出ない)という現象が発生。
この時に、前述のdecompileを使用して、フォームが開けるようになりました。
恐らく根本的な解決はしていないと思います。(内部構造自体が新しいファイルを受け付けないのではないか)長期に触れる場合は、別途新しいaccdbファイルなりに移行した方が良いのかもしれません。