#始めに
Homebrewの導入は済んでいる前提で進めていきます。
まだ導入していない方は調べて、インストールしてから以下に進んでください。
#環境
macOS Sierra 10.12.6
Homebrew 1.3.4
#Nodebrew導入
Node.jsのバージョン管理ソフトNodebrewを入れます。
NodebrewはHomebrewのパッケージとなっていますのでインストールしましょう。
$ brew install nodebrew
インストールしたら起動します。
$ nodebrew setup
この時にパスを設定するようにターミナルに表示されると思うので、その通りにパスを設定します。
$ echo "export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH" >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile
これでNodebrewの導入が完了しました。
#Node.js導入
さて、それではNodebrewを用いてNode.jsをダウンロードします。
$ nodebrew ls-remote
このコマンドでインストールできるパッケージの一覧が見れます。
特に指定がなければ最新版を入れます。
$ nodebrew install-binary latest
latestの部分を先ほどのリストで見たバージョンに変えるとそれぞれのバージョンがインストールされます。最新版でよければこのままで自動的に最新版を探してくれます。
$ nodebrew use latest
インストールした中でどのバージョンを使うか指定します。バージョン切り替える際は、毎回このコマンドが必要ですのでお忘れなく。これでNode.jsの導入は終了です。
##npmを使ってNode.jsのライブラリを管理
npm(Node Packaged Modules)とは、Node.jsのライブラリやパッケージを管理するソフトです。
Node.jsに標準で付属しているため既に導入されているはずです。
$ npm install -g forever
$ npm install -g express
$ npm install -g express-generator
それぞれサーバーの再起動を自動で行ってくれるモジュール、上からWebパッケージの雛形を作るライブラリ、それを使うためのコマンドといった風になっています。
$ express -e firstapp
$ cd firstapp
アプリ名をfirstappとして雛形を作り、ディレクトリに入ります。
$ npm install -d
依存するモジュールファイルをインストールします。
$ forever start bin/www
これでサーバーが立ち上がるので、ブラウザでhttp://localhost:3000を表示するとWebページの雛形が現れるはずです。
$ forever list
$ forever stop bin/www
これらのコマンドで起動しているサーバー一覧を取得して、止めることができます。
これでライブラリを導入してWebページを表示することができました。
#MongoDB導入
ここからはMongoDBを導入していきます。
まずはインストールします。
$ brew install mongodb
必要となるディレクトリを管理者権限で作ります。
パスワードを聞かれたらパソコンを立ち上げる時に入力しているパスワードを入力します。
$ sudo mkdir /var/lib/mongodb
$ sudo touch /var/log/mongodb.log
MongoDBがパソコンの起動とともにバックグラウンドで自動で立ち上がるように設定します。
$ brew services start mongodb
MongoDBとNode.jsを紐づけるためにMongooseというモジュールをインストールします。オプションでgを指定するとうまくいかなかったので注意。
$ npm install mongoose
以上で導入は全て完了しました。
参考サイトでは実際にDBにデータを格納して、表示する部分までやっています。