概要
WEBサイトの非機能要件を確認するためのサービスやツールを調べてみましたので、それぞれ概要の概要を紹介します。
内容
ベンチマーク
WebPagetest(WEBサービス)
公式
URLを入力するだけでお手軽にWEBサイトの速度スコアを計測してくれます。
下記 5 項目を A 〜 F で評価されます。
- First Byte Time (リクエスからレスポンスまでの時間)
- Keep-alive Enabled (接続維持設定)
- Compress Transfer (画像、動画以外の圧縮)
- Compress Images (画像、動作データの圧縮)
- Cache static content (キャッシュ利用)
TestMySite(WEBサービス)
公式
Googleが提供しているサービスで、モバイルサイトの速度のテストができます。
同業界内のサイトとの速度比較や、改善のための修正点を教えてくれます。
負荷テスト
JMeter(ツール)
公式サイト
負荷テストツールといえばこれ!!と言っても過言ではないほど有名無料のツールです。
Javaでできているので、どのプラットフォームでも動作します。
細かな設定が可能で、負荷テストで必要な機能は、ほぼ完璧に網羅されています。
Load Impact(WEBサービス)
公式サイト
WEBサービスであるため、項目を入力するだけで簡単に負荷テストが実行できます。
同時接続、実行時間以外に、アクセス元のリージョンを設定することができます。
結果は下記のようなグラフで確認することができます。
無料枠は下記の制限があり、利用に応じた月額費用が発生します。
- 同時接続数: 50
- テスト回数: 5回 / month
脆弱性
OWASP ZAP(ツール)
公式
IPAで紹介された脆弱性診断ツールです。
SQLインジェクションなど、意図しないデータベースアクセスやサーバ処理が実行される可能性を検出してくれます。
GUIで操作が可能なことと、一部日本語化がされているため簡易に導入が可能です。
skipfish(ツール)
公式
Googleが開発した脆弱性診断ツールです。
こちらも、SQLインジェクションなど、意図しないデータベースアクセスやサーバ処理が実行される可能性を検出してくれます。