0. はじめに
こんにちは!KIYO Learningでスタディングの開発をしている @gawa32 です!
Claude Codeを日常的に使っているのですが、ここ1年ほどでSkills、プラグイン、Agent Teams、Hooksの進化…とアップデートが立て続けに入っています。
一度整理しておくとチーム内での共有にも使えそうだなと思い、まとめてみた記事です。
「結局どういう時に嬉しいの?」 という観点で書いているので、全体像をざっと把握したい方の参考になれば幸いです。
本記事で扱うアップデート一覧
| # | 機能 | ひとこと | セクション |
|---|---|---|---|
| 1〜7 | Skills(スキル) | 指示書テンプレートの再利用・共有 | 1. そもそもスキルって何? |
| 8〜11 | プラグイン | スキルを含む配布パッケージ | 8. プラグインとは? |
| 12〜13 | Agent Teams | 複数エージェントの協調作業 | 12. Agent Teams |
| 14〜17 | Hooks | ライフサイクル自動化の大幅進化 | 14. Hooks |
| 18〜19 | CLAUDE.md / Auto Memory | プロジェクト知識管理の階層化 | 18. CLAUDE.mdの進化 |
| 20 | MCP統合 | 外部ツール連携の強化 | 20. MCP統合 |
| 21 | モデル設定 | Fast Mode / Effort Level | 21. モデル設定 |
それでは、まずはスキルから見ていきましょう。
1. そもそもスキルって何?
一言で言うと
「Claudeへの指示書テンプレート」をファイルに保存して、チームで共有・再利用できる仕組み
スキルがない世界
毎回こんな感じでClaudeに指示していませんか?
「このPRをレビューして。セキュリティ、パフォーマンス、コーディング規約の観点でチェックして。N+1問題がないかも見て。指摘はファイル名と行番号付きで…」
問題: 毎回同じ指示を書くのが面倒 / 人によって指示の質がバラバラ / ノウハウが属人化
スキルがある世界
/review
たったこれだけで、チームで決めた観点・フォーマット・手順でレビューが実行される
解決: 指示の再利用 / チーム全員が同じ品質 / ノウハウがコードとして共有される
2. どんな時に使うと嬉しい?
ユースケース一覧
| 場面 | スキル例 | 何が嬉しいか |
|---|---|---|
| コードレビュー | /review |
セキュリティ・パフォーマンス・規約を漏れなくチェック |
| コミット | /commit |
チームのコミットメッセージ規約に自動で従う |
| テスト作成 | /generate-test |
プロジェクト固有のテストパターン(Mockery, DAO等)に準拠 |
| バグ調査 | /debug |
調査手順を標準化(ログ確認→DB確認→影響範囲特定) |
| チケット起票 | /backlog-bug |
Backlogにテンプレ通りのチケットを自動作成 |
| PR作成 | /pr |
PRテンプレートに沿った説明を自動生成 |
共通点: 「毎回同じような指示を出している作業」はすべてスキル化の候補
3. Before / After で見るスキルの効果
Before: スキルなし
あなた: 「このファイルのユニットテストを作って。
PHPUnit + Mockeryを使って、DAOはモックして、
Rowset/Rowもモックして、adminとmemberの
クラス名衝突に注意して、既存のテストの
書き方に合わせて…」
→ 指示が長い / 毎回書くのが面倒 / 新メンバーは何を指示すればいいかわからない
After: スキルあり
あなた: /generate-test UserService
→ チームのテスト規約に沿ったテストが自動生成
→ 誰がやっても同じ品質
→ 指示の仕方を教える必要がない
Before: CLAUDE.mdだけ
CLAUDE.mdに「PSR-12に従ってください」と書いても…
→ Claudeが毎回全部読む(コンテキスト消費)
→ 特定の作業に関係ない指示も全部含まれる
→ 指示が増えると管理が大変
After: スキルで分離
レビュー時 → /review → レビュー用の指示だけ読む
テスト作成時 → /test → テスト用の指示だけ読む
デプロイ時 → /deploy → デプロイ用の指示だけ読む
→ 必要な時に必要な指示だけ読み込む
→ 各スキルを独立して改善できる
4. スキルの作り方(実践)
公式スキルクリエーター skill-creator を使う(おすすめ)
Anthropicが公式リポジトリ github.com/anthropics/skills で公開している skill-creator スキル。「スキルを作って」と依頼するだけで、適切な SKILL.md を自動生成してくれる。
注意: デフォルトではインストールされていない。事前にインストールが必要。
インストール方法
# 方法A: /plugin からインストール(おすすめ)
/plugin
→ Discover タブ → 「skill-creator」を検索 → インストール
# 方法B: 手動セットアップ(GitHubからコピー)
git clone https://github.com/anthropics/skills.git
cp -r skills/skill-creator/ ~/.claude/skills/skill-creator/
インストール後の使い方
# スラッシュコマンドで起動
/skill-creator
# または自然言語で依頼してもOK
あなた: 「PRレビュー用のスキルを作って」
あなた: 「テスト自動生成のスキルが欲しい」
→ skill-creator がプロジェクトの既存コードやCLAUDE.mdを参照
→ 適切な SKILL.md を自動生成
→ .claude/skills/ に配置してくれる
ポイント: skill-creator 以外にも、TDD・デバッグ・ブレインストーミングなど実用的なスキルが公式リポジトリに公開されている。必要なものだけ選んでインストールできる。
参考ドキュメント
- 公式スキルリポジトリ - github.com/anthropics/skills
- 公式ドキュメント - Extend Claude with skills
- カスタムスキルの作り方(公式ヘルプ)
- スキル作成ガイド(PDF)
手動で作る場合
最小構成
.claude/skills/review/SKILL.md ← これだけでOK
SKILL.md の中身(例)
---
name: review
description: "PRやコード変更のレビュー時に使用"
user-invocable: true
---
# コードレビュー手順
以下の観点でレビューを実施してください:
## チェック項目
1. セキュリティ: SQLインジェクション、XSS、CSRF
2. パフォーマンス: N+1問題、不要なクエリ
3. コーディング規約: PSR-12準拠
## 出力フォーマット
- ファイル名:行番号 の形式で指摘
- 重要度を 必須 / 推奨 / 提案 で分類
呼び出し方
/review ← ユーザーが手動で呼び出し
/review src/Service ← 引数も渡せる
5. 自動スキル vs 手動スキル
手動スキル(/name で呼び出し)
---
name: commit
description: "コミットメッセージを生成"
user-invocable: true # /commit で呼べる
disable-model-invocation: true # Claudeが勝手に使わない
---
ユーザーが /commit と打った時だけ実行される
自動スキル(Claudeが判断して実行)
---
name: coding-standards
description: "PHPファイルを編集する時に使用"
user-invocable: false # /name では呼べない
disable-model-invocation: false # Claudeが自動で使う
---
Claudeが「PHPファイルを編集している」と判断したら自動で読み込む
使い分け: 明確なアクション(コミット、レビュー)→ 手動 / 常に意識してほしいルール → 自動
6. スキルの保存場所と共有
| スコープ | パス | 誰が使える? | Git管理 |
|---|---|---|---|
| プロジェクト | .claude/skills/<name>/SKILL.md |
このプロジェクトの全員 | する |
| ユーザー | ~/.claude/skills/<name>/SKILL.md |
自分だけ(全プロジェクト共通) | しない |
| エンタープライズ | 管理者設定 | 組織全員 | 管理者管理 |
ポイント: プロジェクトスキルはGitで管理されるので、PRでレビュー・改善できる。チームの知見がコードベースに蓄積されていく。
サポートファイルも一緒に配置できる
.claude/skills/deploy/
├── SKILL.md ← メインの指示
├── templates/
│ └── deploy-checklist.md ← チェックリストテンプレート
└── examples/
└── config-sample.yaml ← 設定ファイルの例
7. カスタムスラッシュコマンドからの移行
.claude/commands/ は引き続き動作するが、スキルへの移行が推奨
移行手順(2ステップ)
# Step 1: ディレクトリ作成
mkdir -p .claude/skills/review
# Step 2: コマンドをスキルに変換
# .claude/commands/review.md → .claude/skills/review/SKILL.md
# frontmatter を追加するだけ
スキルにしかできないこと
| 機能 | 旧コマンド | スキル |
|---|---|---|
| テンプレートや参考資料を同梱 | 不可 | サポートファイル |
| Claudeが自動で使用タイミングを判断 | 不可 | 自動発見 |
| 使用ツールやモデルを制限 | 不可 | frontmatterで制御 |
| サブエージェントとして分離実行 | 不可 | context: fork |
| シェルコマンドの結果を動的に注入 | 不可 | !command 構文 |
8. プラグインとは? スキルとの関係
スキルとプラグインの関係を一言で
スキル = 1つの指示書ファイル
プラグイン = スキル + エージェント + フック + MCP等をまとめた配布パッケージ
イメージ
プラグイン「code-quality-suite」
┌─────────────────────────────────────────┐
│ skills/ │
│ ├── code-review/SKILL.md │
│ └── security-check/SKILL.md │
│ agents/ │
│ └── security-reviewer.md │
│ .mcp.json (GitHub連携) │
│ hooks/hooks.json (自動チェック) │
│ settings.json │
└─────────────────────────────────────────┘
つまり…
| スキル単体 | プラグイン | |
|---|---|---|
| 例えると | 1つのレシピ | レシピ本 + 調理器具 + 食材のセット |
| 含められるもの | 指示書(SKILL.md)のみ | スキル + エージェント + フック + MCP + LSP |
| 配布方法 | Git で手動共有 | マーケットプレイスで公開・インストール |
| バージョン管理 | 手動 | 自動(plugin.json で管理) |
| 呼び出し名 | /review |
/plugin-name:review(名前空間で分離) |
9. 公式プラグイン vs 野良プラグイン
公式プラグイン(claude-plugins-official)
Anthropicが管理。自動で利用可能。
| カテゴリ | 代表的なプラグイン | できること |
|---|---|---|
| コード補完(LSP) |
pyright-lsp, typescript-lsp, php-lsp 等 |
型チェック、定義ジャンプ、参照検索 |
| 外部統合 |
github, slack, notion, sentry 等 |
外部サービスとの連携をプラグイン1つで設定 |
| 開発ワークフロー |
commit-commands, pr-review-toolkit
|
Git操作やPRレビューの定型作業を自動化 |
| 出力スタイル |
explanatory-output-style 等 |
Claudeの応答スタイルを教育的・対話的に変更 |
野良プラグイン(コミュニティ製)
誰でもGitHubリポジトリでプラグインを公開できる
# 野良マーケットプレイスを追加
/plugin marketplace add someone/awesome-claude-plugins
# プラグインをインストール
/plugin install cool-tool@someone-marketplace
注意: Anthropicは野良プラグインの中身を検証していない。インストール前にリポジトリの内容を確認すること。
10. プラグインの使い方
インストール
# インタラクティブ(おすすめ)
/plugin
→ Discover タブ → プラグイン選択 → インストール
# CLI
claude plugin install pr-review-toolkit@claude-plugins-official
# ローカル開発(テスト用)
claude --plugin-dir ./my-plugin
スコープ(誰に影響するか)
| スコープ | 対象 | Git管理 |
|---|---|---|
user |
自分の全プロジェクト | しない |
project |
このリポジトリの全員 | する(チーム共有) |
local |
自分だけ・このリポジトリ | しない(gitignore) |
managed |
組織全員(管理者設定) | 管理者管理 |
11. いつスキル? いつプラグイン?
判断フローチャート
Q1. チーム外にも配布したい?
→ YES → プラグイン(マーケットプレイスで公開)
→ NO → 次へQ2. スキル以外(フック、MCP、エージェント)もまとめたい?
→ YES → プラグイン(パッケージとして管理)
→ NO → 次へQ3. バージョン管理・自動更新が必要?
→ YES → プラグイン
→ NO → スキル単体でOK
実践的な使い分け
| やりたいこと | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| プロジェクト固有のレビュー手順 | スキル | .claude/skills/ に置くだけ。シンプル。 |
| 個人用の便利コマンド | スキル | ~/.claude/skills/ に置くだけ。 |
| TypeScriptの型チェックを統合 | プラグイン | LSPサーバーが必要。スキルだけでは無理。 |
| 社内共通ツールセットを配布 | プラグイン | マーケットプレイスで全チームに配布・更新。 |
| GitHub連携 + 自動レビュー + Slack通知のセット | プラグイン | MCP + フック + スキルの組み合わせが必要。 |
12. Agent Teams(チームエージェント)
複数の独立したClaude Codeセッションが協調して作業する実験的機能
実験的機能 - 有効化が必要
有効化
{
"env": {
"CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS": "1"
}
}
サブエージェント vs Agent Teams
| 特性 | サブエージェント | Agent Teams |
|---|---|---|
| コンテキスト | 共有コンテキスト内 | 各メイトが独立 |
| 通信 | 結果のみ返却 | メイト同士で直接通信 |
| 調整 | メイン会話が管理 | 共有タスクリストで自己調整 |
| トークンコスト | 低い | 高い(複数セッション分) |
13. Agent Teams の活用例
実行例
> Create an agent team with 4 teammates to refactor
these modules in parallel. Use Sonnet for each teammate.
活用パターン
- PR並行レビュー - セキュリティ、パフォーマンス、テストを同時チェック
- 競合仮説デバッグ - 複数メイトが異なる理論を同時検証
- モジュール並行開発 - ファイル競合なしで並行実装
チーム管理
- Shift+Down でチームメイト間を移動
- 推奨チーム規模: 3〜5名(各メイトあたりタスク5〜6件)
-
Clean up the teamで統制的にシャットダウン
14. Hooks(フック)- 何が変わった?
Hooks自体は2025年6月から存在。ただし8ヶ月で別物レベルに進化した。
初期(2025年6月)vs 現在(2026年2月)
| 項目 | 初期 | 現在 |
|---|---|---|
| イベント数 | 7個 | 14個(倍増) |
| フックタイプ |
command のみ |
command / prompt / agent の3種類 |
| 判断能力 | exit code 0 or 2 だけ | LLMに判断させたり、エージェントにテスト実行させたりできる |
| 非同期実行 | 不可(UIブロック) |
async: true でバックグラウンド実行 |
| Agent Teams対応 | なし |
TeammateIdle, TaskCompleted
|
| Worktree対応 | なし |
WorktreeCreate / WorktreeRemove
|
| 設定変更監査 | なし |
ConfigChange イベント |
15. 初期Hooksでできたこと
最初の7イベント(2025年6月〜)
SessionStart / SessionEnd / PreToolUse / PostToolUse / PostToolUseFailure / UserPromptSubmit / PermissionRequest
フックタイプは command だけ
{
"hooks": {
"PostToolUse": [{
"matcher": "Edit|Write",
"hooks": [{
"type": "command",
"command": "prettier --write $FILE"
}]
}]
}
}
できたこと
- ファイル編集後の自動フォーマット
- 危険なコマンドのブロック(exit code 2 で拒否)
- ログ記録
できなかったこと
- 「テストが通ったか?」をAIに判断させる → 不可
- テストスイートを実際に実行して検証 → 不可
- UIをブロックせずにバックグラウンド処理 → 不可
- Agent Teamsやworktreeとの連携 → そもそも存在しない
16. 新しいフックタイプ(大きな進化ポイント)
command だけ → 3種類に
| タイプ | 何ができる? | いつ使う? | 速度 |
|---|---|---|---|
| command(初期から) | シェルコマンド実行。exit code で許可/拒否 | フォーマット、リンター、ログ記録 | 最速 |
| prompt(新規) | LLM(Haiku)に YES/NO を判断させる(Stop / SubagentStop のみ対応) | 「タスク完了した?」「品質OK?」 | 中速 |
| agent(新規) | ツール実行可能なサブエージェント。テスト実行・ファイル検索もできる | テスト実行して結果を検証、ビルド確認 | 遅い(最大60秒) |
prompt フックの例
{
"hooks": {
"Stop": [{
"hooks": [{
"type": "prompt",
"prompt": "全タスクが完了しているか確認。未完了なら {\"ok\": false, \"reason\": \"残タスク\"} を返して"
}]
}]
}
}
Claude(Haiku)が応答完了時に「本当に全部終わった?」を自動チェック
agent フックの例
{
"hooks": {
"Stop": [{
"hooks": [{
"type": "agent",
"prompt": "npm test を実行して、全テストがパスするか確認してください",
"timeout": 120
}]
}]
}
}
実際にテストを実行して結果を検証するサブエージェントが起動
17. 新しく追加されたイベント
後から追加された7イベント
| イベント | 追加時期 | 用途 |
|---|---|---|
Stop |
2025年後期 | Claude応答完了時の品質チェック |
SubagentStart / SubagentStop
|
2025年後期 | サブエージェントの監視・追跡 |
Notification |
2025年後期 | デスクトップ通知のカスタマイズ |
TeammateIdle / TaskCompleted
|
2026年初期 | Agent Teams のメイト管理・タスク完了検証 |
PreCompact |
2026年初期 | コンテキスト圧縮前に重要情報をピン留め |
WorktreeCreate / WorktreeRemove
|
追加(時期は環境差あり) | Git worktree作成/削除時のセットアップ |
ConfigChange |
追加(時期は環境差あり) | 設定ファイル変更の監査ログ |
非同期フック(async)
{
"matcher": "Edit|Write",
"async": true,
"hooks": [{
"type": "command",
"command": "npm test > /tmp/tests.log 2>&1"
}]
}
async: true でUIをブロックせずバックグラウンド実行
まとめ: 初期は「ファイル保存後にフォーマッター走らせる」程度だったのが、今は「AI判断による品質ゲート」「テスト自動実行」「エンタープライズ監査」まで対応
18. CLAUDE.md の進化
プロジェクトの知識をAIに伝えるための階層化された設定ファイル
階層構造(優先度順)
-
管理ポリシー(最高)-
/Library/Application Support/ClaudeCode/CLAUDE.md -
プロジェクトメモリ -
./CLAUDE.md(チーム共有) -
条件付きルール -
.claude/rules/*.md(globパターン対応) -
ユーザーメモリ -
~/.claude/CLAUDE.md(個人設定) -
ローカル -
.claude.local.md(gitignore対象) - Auto Memory(最低)- Claudeが自動生成
条件付きルール(新機能)
---
paths:
- "src/api/**/*.ts"
- "lib/**/*.ts"
---
# API開発ルール
- すべてのエンドポイントに入力検証を含める
指定パスのファイル編集時のみ自動でロードされる
19. Auto Memory
Claudeがセッション中に学習した内容を自動で記録
有効化の方法
Auto Memory は基本的にデフォルト有効。無効化したい場合は環境変数で OFF にできます(挙動はアップデートで変わる可能性あり)。
# 明示的にオンにする
export CLAUDE_CODE_DISABLE_AUTO_MEMORY=0
# オフにする
export CLAUDE_CODE_DISABLE_AUTO_MEMORY=1
保存場所
~/.claude/projects/<project>/memory/
├── MEMORY.md # エントリポイント(最初の200行のみ自動読込)
├── debugging.md # デバッグ知見(オンデマンド読込)
├── api-conventions.md # APIの慣例(オンデマンド読込)
└── patterns.md # パターン(オンデマンド読込)
いつ書き込まれる?
- セッション中にリアルタイムで書き込まれる(終了時ではない)
- Claudeが「これは覚えておくべき」と判断した情報を随時記録
- ユーザーが
"remember that we use pnpm"のように明示的に指示することも可能
メモリの確認・編集
/memory ← セッション内でメモリファイルを確認・編集
- 通常のMarkdownファイルなので、いつでも手動で編集・削除も可能
手動でCLAUDE.mdを編集しなくても、Claudeが自動で学習を蓄積。ただし現時点では環境変数での明示的オンが確実。
20. MCP(Model Context Protocol)統合
外部ツールとの連携を標準化するプロトコル
3つのトランスポート
| 方式 | コマンド例 | 特徴 |
|---|---|---|
| HTTP(推奨) | claude mcp add --transport http notion https://mcp.notion.com/mcp |
リモートサーバー |
| SSE | claude mcp add --transport sse asana https://mcp.asana.com/sse |
廃止予定 |
| Stdio | claude mcp add --transport stdio myserver -- python server.py |
ローカルプロセス |
新機能: OAuth認証の自動化、Tool Search
- OAuth:
/mcpでブラウザ認証が自動起動 - Tool Search: MCPツールが多い場合に必要なものだけ動的ロード
21. モデル設定の最適化
利用可能なモデル
| エイリアス | 指すもの | 特徴 |
|---|---|---|
sonnet |
最新の Sonnet(執筆時点で 4.6) | バランス型 |
opus |
最新の Opus(執筆時点で 4.6) | 最高性能・推論強化 |
haiku |
最新の Haiku(執筆時点で 4.5) | 高速・低コスト |
opusplan |
Opusで計画→Sonnetで実行 | 計画と実行を分離 |
Fast Mode
- Opus 4.6の出力が大幅に高速化される(research preview)
- 質と能力は同じ、応答遅延を短縮
-
/fastでトグル ON/OFF
Fast Mode は通常より大幅に高くなる可能性があります。価格は変更される場合があるため、必ず公式ページをご確認ください。
対話的デバッグなど「待ち時間がボトルネック」の場面に絞るのが安全です。
| Input (per MTok) | Output (per MTok) | |
|---|---|---|
| 通常 Opus 4.6 | $5 | $25 |
| Fast Mode(<200K) | $30 | $150 |
| Fast Mode(>200K) | $60 | $225 |
Effort Level(対応モデルで利用可能)
- 低: 高速・単純タスク向け
- 中: デフォルト
- 高: 複雑な推論・深い分析向け
22. まとめ
主要な変化
- カスタムコマンド → スキル: サポートファイル・自動発見・インボケーション制御が追加
- プラグイン: スキルを含む配布パッケージ。公式/野良あり。マーケットプレイスで管理
- Agent Teams: 複数エージェントが独立コンテキストで協調作業(実験的)
- Hooks: LLMに頼らない確定的な自動化フロー
- CLAUDE.md: 階層化・条件付きルール・Auto Memoryで知識管理が進化
- MCP: OAuth自動化・Tool Search・エンタープライズ統制
- モデル: Fast Mode・Effort Level・opusplanで最適化
開発チームへの推奨アクション
- カスタムコマンドをスキルに移行
- 公式プラグイン(LSP等)を導入して開発体験を向上
- プロジェクトのCLAUDE.mdとルールを整備
- Hooksで品質ゲートを自動化
- MCPで外部ツール連携を標準化
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