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Ubuntu Server 18.04 LTSをUSBから起動させる方法

Last updated at Posted at 2020-01-02

概要

この記事では、Ubuntu Server 18.04 LTSをUSBに入れて、サーバーとして使いたいパソコンで起動させる所までを書いています。

準備

  • サーバーとして使いたいPC(今回使うのは、SONYのVAIOです。)
  • USB 4GB以上 (Ubuntu Server 18.04 LTSは1GB弱なので、これで十分です。)
  • OSをダウンロードするためのパソコン(本来必要ないと思いますが、日頃使い慣れているMacでUSB作成作業をしたかったため採用。)

やっていきましょう

Ubuntuのisoファイルをダウンロード

まずはOSを準備していきます。

下のリンクから、UbuntuのServer 18.04 LTSを選んでダウンロードしていってください。
Ubuntuディストリビューションはデスクトップ用とサーバー用で違いますので、サーバー用を選んでください。
スクリーンショット 2020-01-02 21.05.54.png

Ubuntuのダウンロードページ(リンク)

USBのフォーマット

次に準備してあるUSBをフォーマット(初期化)していきます。
今回使うパソコンはMacですので、気を付けてください。
また、フォーマットすると中のデータは全て無くなるので、バックアップはご自身で行ってください。

まずは、USBを本体に接続し、ディスクユーティリティを開きます。

スクリーンショット 2020-01-02 21.00.48.png

そして、次にUSBの項目を選択し、上の方にある「消去」を押します。

スクリーンショット 2020-01-02 21.03.15.png
このような画面になります。

ここの「フォーマット」と「方式」を変更します。

今回は、使うデバイスがWindowsですので、MacでもWindowsでも動く「MS-DOS(FAT)」を選択します。
方式は「マスター・ブート・レコード」にして、消去します。
スクリーンショット 2020-01-02 21.04.07.png

これでフォーマットは完了です。

USBにOSを入れる

そして、ダウンロードしたUbuntuをUSBに入れていきます。

やり方としては、Balenaが作っているEtcherというサービスを使っていきます。
*(余談)Etcherはラズパイの設定の時とかにも使えるし、MacとWindowsどちらでも使えるのでとても便利です。
スクリーンショット 2020-01-02 21.08.25.png
EtcherのHP(リンク)

インストールして起動します。

スクリーンショット 2020-01-02 21.25.17.png
こちらがアプリを起動した時の画面です。
シンプルで分かりやすいです。

手順は、左のアイコンからisoファイルを選択し、真ん中でUSBのデバイスを選択して、右の「Flash」ボタンを押すだけです。
少し待てば、Ubuntuの入ったUSBの出来上がり。

パソコン側で起動するデバイスを設定する

UbuntuのサーバーOSの入ったUSBは完成しましたが、これを単に挿しこめば起動できるわけではありません。
設定が必要です。

今回、使用するのはVAIOなので、そちらのやり方を書きます。

本体をF2を押しながら起動させます。BIOSセットアップの画面が表示されるかと思います。

IMG_4581.JPG
次に方向キーを使ってBootのタブにいきます。

こちらの画面で次の作業をしてください。
- 「Boot Configuration」をDisabled→Enabledにします。
- 「Boot Priority」のExternal Deviceの優先度を1番上にします。

IMG_1354.JPG

作業が終わりましたら、一度シャットダウンしUSBを挿しこんで再度起動します。
すると今までとは違う画面が表示されたかと思います。これがUbuntuのサーバーOSの起動画面になります

参考記事

これで解説は終わりになります。
参考にした記事やサイトを貼っておきますので、参考にしてください!!

Mac - USBメモリをフォーマット(消去)
VAIO電子マニュアル-起動デバイスを変更する-

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