4
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Google Classroom クラスフォルダとGoogle Driveの違い

Posted at

Google Classroom でクラスに共有されているクラスフォルダと、Google Driveで共有するフォルダは、別物みたいなのでまとめてみました。

#Google Drive
共有したい相手それぞれに、「閲覧者」「閲覧者(コメント可)」「編集者」の権限を設定して、共有することができます。
とても共有構造がわかりやすい、構造になっています。

共有ドライブでは、
・共有ドライブごとでの共有
・各ファイルの共有
での共有はできても、
・共有ドライブ内のフォルダの共有
はできません。(2020年8月現在)

#Google Classroom
Google Classroomのクラスを作成・参加した段階で、Google Driveに「Classroom」のフォルダが追加され、その中にクラスごとのフォルダが作成されます。
ただし、この「クラスフォルダ」というのは、上記の共有フォルダのように全員が同じ中身ではなく、先生・各生徒が別々のものになっています。
→そのため、クラスフォルダに共有したはずなのに共有されていない!といった現象が起きてしまうことがあります。

  • 先生のフォルダは、複数の先生がいる場合、同じフォルダが共有されます
  • 生徒のフォルダは、生徒ごとに異なるフォルダが作成されます。

##先生がClassroomで、課題(生徒が閲覧可/編集可)を作成した場合
課題を設定した時点で、講師のクラスフォルダに

  • 課題名 のファイルが作成されます

このファイルの権限は、以下のように設定されます。

課題の設定 講師 生徒
生徒が閲覧可 編集可 閲覧可
生徒が編集可 編集可 編集可

また、生徒のフォルダには追加されません。

Google Driveは、以下のフォルダ構造になります。

講師 の Google Drive
- マイドライブ
  |- Classroom
     |- 講義名
        |- 課題X

生徒 の Google Drive は、変化なし

##先生がClassroomで、課題(各生徒にコピーを作成)を作成した場合
課題を設定した時点で、講師のクラスフォルダに

  • Templates - DO NOT EDIT の中に、設定した課題のテンプレートが追加される
  • 課題名 のフォルダが作成され、生徒ごとに 生徒名-課題名 のファイルが追加される(それぞれの生徒に共有されている)

また、生徒のクラスフォルダに生徒ごとの

  • 生徒名-課題名 のファイルが追加される(講師に共有されている)

Google Driveは、以下のフォルダ構造になります。

講師 の Google Drive
- マイドライブ
  |- Classroom
     |- 講義名
        |- Templates - DO NOT EDIT
           |- 課題X (コピー元)
        |- 課題名
           |- 生徒1-課題X ★
           |- 生徒2-課題X

生徒1 の Google Drive
- マイドライブ
  |- Classroom
     |- 講義名
        |- 生徒1-課題X ★

★ のファイルが、同一のものとして共有されています

##GoogleDriveでクラスフォルダに、ファイルを作成した場合
なんと、GoogleDriveでクラスフォルダにフォルダやファイルを作成しても、自動で共有はされません!!

クラスフォルダって名前なので、このフォルダの中にあるものは、みんなに共有されていると思っていました。

ただし、講師のクラスフォルダに作成したものは、講師同士で自動で共有されます。

#さいごに
Google Classroomのクラスフォルダ構造はわかりにくいですが、Google Driveの情報で権限を見れば誰が編集可・閲覧可の設定がされているかを確認することができます。
クラスの中で、フォルダやファイルを自由に作成・共有するスペースを作るには、別にフォルダを作成して個別に共有したり、URLを共有するしかなさそうですかね。。。

4
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?