#0.はじめに
普段はSiv3Dというゲームライブラリでゲーム制作を行っていたり、競技プログラミングをやったりしている大学三年生のガナリヤです。
タイトルの通り、毎日必死にしっかり丁寧に欠かさず英語を勉強した結果、250点上げるのに二年もかかってしまった勉強法を解説します。
一日2時間は勉強し、休日は四時間ほど勉強していたため、1500時間で250点ほどです。
11ヶ月間でTOEICスコアを300点から835点に上げた英語学習法
こういった方は本当にすごいですね・・・。
#1.点数の遷移
タイトル | 点数 |
---|---|
センター英語 | 170 |
カレッジTOEIC1年生 | 650 |
公式TOEIC2年生夏 | 795 |
カレッジTOEIC2年生 | 870 |
公式TOEIC3年生春 | 925 |
最初に、点数の遷移です。
自分でいうのもなんですが、センター英語が170であり
「お!普通の人よりは英語できとるやんけ!」
なんて過信していました。こういうところがだめなんですよね・・・。上にもっと点数高い人がいるのに。
そのあと大学受験を投げ出してしまい、入る気もなかった大学に入ってしまい、非常に後悔しました。あのとき、きちんと最後まで受験勉強していればと思いました。
そこで、大学ではきちんとTOEICやプログラミングを頑張ろうと思いました。
カレッジTOEICでは一回目は650点で、まあこんぐらいなのかと思いました。どれくらいいいものなにかも分からなかったからです。
しかし、もっと高い点数を取っている人がいると聞き、自分も頑張ろうと思い、毎日勉強をはじめました。
きちんと毎日勉強をした結果二年間かかりました。
僕はこれを2年間遅延メソッドと勝手に呼んでいます。
今日はこの2年間遅延メソッドについて解説していこうと思います。
#2.2年間遅延メソッド
2-1.購入したもの
- 大量の単語本(10冊)
- 英語上達完全マップ
- 英語耳
- 音読パッケージ
- 瞬間英作文
- 非公式TOEIC問題集
- 公式TOEIC問題集
- 文法問題出る1000問
- 他にも色々と10冊ほど・・・
想像たるメンバーです。特に大量の単語本がいい味出してますね。
重要なもの・便利なものは太字もしてあります。・・・あれ単語本10冊も買ってるのに太字になっt
2-2.やったこと(系列順)
2-2-1.英語耳
最初に英語耳をやりました。
英語耳は、いわゆる「単語の発音」を矯正する本です。
日本人のガバガバ発音をある程度ですが改善してくれます。
この本をやってから、これまで聞こえなかった単語がスラスラ聞こえるようになりました。また、ある程度発音できるようにはなりました。
(ただ、後半の、歌を歌って発音を治すセクションはやんなくてもいいと思います。人によります。)
2-2-2.単語
単語の発音が分かった!→じゃあ、単語を覚えよう!単語がわかんないと文法とか長文も読めないよね!
しっかりとしたアルゴリズムです。ただ、僕の場合は単語本を買いすぎたのが運の尽きでした。
色々な単語本をローテーションで行い、飽きたら違う単語本に移行してやってました。これが運の尽きでした。
一つの単語本を覚えては、他の単語本に行き、すぐにやった内容を忘れてしまいました。
覚える→忘れるのローテーションを6ヶ月も繰り返していました。
正直単語本は「金のフレーズ」一冊だけで良かったと感じました。
2-2-3.瞬間英作文
皆さん大好き、瞬間英作文です。
左側に短い日本語が乗っており、その日本語を瞬間的に英語に訳して発音しようというものです。
特徴として、左側に乗っている日本語は中学校までで習った日本語のみが載っています。
例えば
僕は昨日図書館に行った。
I went to the library yesterday.
のように、シンプルなものです。
難しい単語は考えず、簡単な単語のみで英語の構造のみを頭に叩き込みます。
この本のおかげで、ある程度短い英語なら喋れるようになりました。本当におすすめです。
ただし、日本語→英語の癖がついてしまうので、英語を本当に話したい人はやめたほうがいいかもしれません。
2-2-4.英字新聞
発音も直した。単語も覚えた(覚えてない)。多少話せるようになった。じゃあ速く読めるようになろう!
ということで一年間英字新聞を購読しました。
三ヶ月しか続きませんでした。
今僕の引き出しには、開封されていない新聞が9ヶ月溜まっています。誰か引き取ってください。
ただ、英字新聞はいい部分もあったかと思われます。インターネットの適当な英語より、かなり品質が高く、珍しい文法・語彙も出てきます。海外に住む人はこういうのもいいかなと思います。
ただ、TOEIC向きではないです・・・(単語の方向性が違います。)
#3. 1.5年間遅延メソッド 0.5年間加速メソッド
3-1. 1.5年間遅延メソッド
ここまで書いてあれですが、実際は1.5年間遅延メソッドでした。(詐欺ですいません。)
1.5年間は2-2-1,2-2-2,2-2-3,2-2-4の内容をやっていました。
当然、あまり点数も伸びず、ダラダラと間延びしていました。
初めて受けた公式点数も795点と、思ったより点数が伸びておらず落ち込んでいました。
このままではいけないと思い、思い切ってぜんぜん違う勉強をしました。いわゆる0.5年間加速メソッドです。
3-2.0.5年間加速メソッド
3-2-1. やったこと
単純です。
一冊の公式問題集と一冊の非公式問題集をやり込みました。
まずは普通に一度解き、解説を読み、二回目を解きます。
そして、あとはずっとリスニングでは
- シャドーイング
- オーバーラッピング
- ディクテーション
を行っていました。ときにシャドーイングな何度も何度も行い、なれてきたらアプリでどんどんスピードを上げました。
リーディングも同じ文を何度も読み、文法構造をまとめ、速読・精読を意識しました。
これだけを繰り返した結果点数は925点も出ました。自分でも驚きました。単語本の金返せ。
#4 結局何やればええねん?
多分僕は、かなり面倒な勉強をしており、他の人よりも大分遅い成長率をしていました。
しかし、だからこそ、何をやればシンプルに点数が上がるのか分かっているつもりでいます。(そういうとこやぞ)
多分下に記述するものをやると、半年で200点は上がると思います。
系列順に書きます。
##4-1. 一ヶ月目
英語耳と瞬間英作文をやりましょう。
運動で言う、筋トレのようなものだと思います。
この二冊をやっているかやっていないかで、これ以降の五ヶ月の成長率がまるっきり違うと思います。
一ヶ月やりきったころには、はっきりと英語が聞こえ、短い内容の英語ならスラスラ話せると思います。
##4-2. 二ヶ月目
英語耳と瞬間英作文、そして金のフレーズをやりましょう。
英語耳と瞬間英作文は継続して行います。ただし、頻度は少なくて大丈夫です。
二ヶ月目は主に、単語帳の金のフレーズをやります。この本の著者の方はTOEICを知り尽くしており、TOEIC頻出の単語しか載っていません。
この一冊をやりこみ、残りの単語は後の期間で行う、問題集解きで分からなかった単語を調べるだけでなんとかなります。
##4-3. 三ヶ月目-六ヶ月目
公式問題集を二冊買います。現在は3冊出ていますが、どの2冊を買っても構いません。
あとは、英語耳と瞬間英作文・そして金のフレーズをたまにやりつつ、丁寧に公式問題集をしゃぶり尽くすだけです。
何度も問題を解き、問題を読み、シャドーイングを行い、オーバーラッピングを行い、精読・速読を行います。
わからない単語は調べAnkiという暗記アプリに登録し、何度も覚え直します。
##4-4. 終了
これだけです。
必要な本は
- 英語耳
- 瞬間英作文(無印と、スラスラ話せるためのシャッフルトレーニング)2冊
- 金のフレーズ
- 公式問題集2冊
この6冊のみです。
この6冊をしゃぶり尽くせば半年で200点アップできると思います。
#まとめ
わかりずらい内容ですみません。
ただ、TOEICで点数を取りたいなら上記に上げた6冊で十分だと感じています。多く買えば多く買うほど、点数は下がると思います。
何かあったらどんどんアドバイスいただければと思います。
英語を今度は話せるようになりたいので、英語をどうやったら話せるようになるか教えていただければ幸いです!
ありがとうございました!