4
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

【Azure】仮想マシンのサイズ(スペック変更)変更の制約

Posted at

AzureVMのサイズ変更とは

AzureVMのサイズ変更を行うことで、VMのスケールアップが可能。
Azure PortalもしくはAzurePowershellで実施できる。

AシリーズからDシリーズ、Av2からFシリーズ等、シリーズをまたがったサイズ変更ができないケースがある。

なぜできないのか

Azureの仕様によるもの。
例えば、Fシリーズの場合、仮想マシンを作成した時点でFシリーズが起動できるクラスターでVMをホストする必要がある。
作成後にクラスターを変更することはできない。

また、VM をホストするサーバー群 (クラスター) のスペックによっては、サイズの変更が行えない場合があります。
例えば A シリーズから D シリーズへのサイズ変更を実施したい場合でも、 A シリーズのみ動作可能なクラスターに配置されているVM はサイズ変更を行うことができません。これは、D シリーズの VM をホストするには、A シリーズをホストしていたサーバーよりも高スペックなサーバーが必要となるためです。

ちなみに、別シリーズへのサイズ変更には、次の制約があると書いてあるが、実際は問題なくできた。

VM が起動している状態でサイズ変更を実施する場合、同シリーズ内での変更のみが可能です。

Azureは日々更新がかかっているので、このような細かい仕様変更があるのがやっかい。
何事も検証が大事。(お金かかるけど)

サイズ変更するには(1台の場合)

変更できないシリーズに変更する場合、一度仮想マシンを削除し、
仮想マシンを削除し、元のディスクを利用して仮想マシンを再作成する。
クラシックポータルの画面ではあるが、technetブログで手順が紹介されている。
(参考サイト2参照)

サイズ変更するには(可用性セットの場合)

※詳細追記予定
可用性セットの場合、1台だけ仮想マシンのスペックを変更すると、VMの起動に失敗する場合がある。すべて同一のスペックもしくは同じシリーズの仮想マシンにしておくのが無難。

参考サイト

参考サイト1
https://blogs.technet.microsoft.com/jpaztech/2016/04/15/vmresize/
参考サイト2
https://blogs.msdn.microsoft.com/dsazurejp/2015/09/29/d-1235/

4
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?