AzureVMのサイズ変更とは
AzureVMのサイズ変更を行うことで、VMのスケールアップが可能。
Azure PortalもしくはAzurePowershellで実施できる。
AシリーズからDシリーズ、Av2からFシリーズ等、シリーズをまたがったサイズ変更ができないケースがある。
なぜできないのか
Azureの仕様によるもの。
例えば、Fシリーズの場合、仮想マシンを作成した時点でFシリーズが起動できるクラスターでVMをホストする必要がある。
作成後にクラスターを変更することはできない。
また、VM をホストするサーバー群 (クラスター) のスペックによっては、サイズの変更が行えない場合があります。
例えば A シリーズから D シリーズへのサイズ変更を実施したい場合でも、 A シリーズのみ動作可能なクラスターに配置されているVM はサイズ変更を行うことができません。これは、D シリーズの VM をホストするには、A シリーズをホストしていたサーバーよりも高スペックなサーバーが必要となるためです。
ちなみに、別シリーズへのサイズ変更には、次の制約があると書いてあるが、実際は問題なくできた。
VM が起動している状態でサイズ変更を実施する場合、同シリーズ内での変更のみが可能です。
Azureは日々更新がかかっているので、このような細かい仕様変更があるのがやっかい。
何事も検証が大事。(お金かかるけど)
サイズ変更するには(1台の場合)
変更できないシリーズに変更する場合、一度仮想マシンを削除し、
仮想マシンを削除し、元のディスクを利用して仮想マシンを再作成する。
クラシックポータルの画面ではあるが、technetブログで手順が紹介されている。
(参考サイト2参照)
サイズ変更するには(可用性セットの場合)
※詳細追記予定
可用性セットの場合、1台だけ仮想マシンのスペックを変更すると、VMの起動に失敗する場合がある。すべて同一のスペックもしくは同じシリーズの仮想マシンにしておくのが無難。
参考サイト
参考サイト1
https://blogs.technet.microsoft.com/jpaztech/2016/04/15/vmresize/
参考サイト2
https://blogs.msdn.microsoft.com/dsazurejp/2015/09/29/d-1235/