はじめに
EC2とRDSのインスタンスタイプを変更後、describeコマンドを実行して差分を取得してみた
EC2を作成してインスタンスタイプをt2.microにしてみた
cloudshellを起動して以下のコマンドを取得して設定情報を取得した
aws ec2 describe-instances --instance-ids <インスタンスID i-042961aa090ca3366> > list_bef
EC2を作成してインスタンスタイプをt2.smallにしてみた
cloudshellを起動して以下のコマンドを取得して設定情報を取得した
aws ec2 describe-instances --instance-ids <インスタンスID i-042961aa090ca3366> > list_aft
インスタンスタイプの変更前と変更後で差分を比較してみた
インスタンスタイプの変更の差分が正しく出力されました。
EC2をインスタンスタイプを変更するために停止したため、EC2のパブリックIPアドレスが変わったため、差分として出力されています。
[cloudshell-user@ip-10-132-81-127 ~]$ diff list_bef list_aft
10c10
< "InstanceType": "t2.micro",
---
> "InstanceType": "t2.small",
12c12
< "LaunchTime": "2024-07-28T13:12:34+00:00",
---
> "LaunchTime": "2024-07-28T13:39:15+00:00",
24,25c24,25
< "PublicDnsName": "ec2-パブリックIPアドレス.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com",
< "PublicIpAddress": "パブリックIPアドレス",
---
> "PublicDnsName": "ec2-パブリックIPアドレス.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com",
> "PublicIpAddress": "パブリックIPアドレス",
53,54c53,54
< "PublicDnsName": "パブリックIPアドレス.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com",
< "PublicIp": "パブリックIPアドレス"
---
> "PublicDnsName": "ec2-パブリックIPアドレス.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com",
> "PublicIp": "パブリックIPアドレス"
81,82c81,82
< "PublicDnsName": "ec2-13-115-230-66.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com",
< "PublicIp": "パブリックIPアドレス"
---
> "PublicDnsName": "ec2-パブリックIPアドレス.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com",
> "PublicIp": "パブリックIPアドレス"
RDSのインスタンスタイプをt3.microに設定しました
cloudshellを起動して以下のコマンドを取得して設定情報を取得した
aws rds describe-db-instances --db-instance-identifier <RDSインスタンスID test-rds> > list_rds_bef
RDSのインスタンスタイプをt3.smallに設定しました
cloudshellを起動して以下のコマンドを取得して設定情報を取得した
aws rds describe-db-instances --db-instance-identifier test-rds > list_rds_aft
インスタンスタイプの変更前と変更後で差分を比較してみた
[cloudshell-user@ip-10-132-81-127 ~]$ diff list_rds_bef list_rds_aft
5c5
< "DBInstanceClass": "db.t3.micro",
---
> "DBInstanceClass": "db.t3.small",
66c66
< "LatestRestorableTime": "2024-07-28T13:50:00+00:00",
---
まとめ
AWS CLIのdescribeコマンドを使用することで、設定変更後の比較が非常に見やすくなることが判明しました
過去取得したバックアップからEC2およびRDSのインスタンスを復元した後、現行のインスタンスと復元したインスタンスの設定値を比較することは、システムの健全性を確認するために非常に重要です。目視による比較は見落としのリスクがあるため、AWS CLIのdescribeコマンドを使用して効率的に比較する方法を知っていると、今後の運用に大変役立ちます