infenionのEthercAT評価ボードKIT_XMC48_RELAX_ECAT_V1の立ち上げ方法を説明します。
評価ボードは[digikey]
(https://www.digikey.jp/product-detail/ja/KITXMC48RELAXECATV1TOBO1/448-KITXMC48RELAXECATV1TOBO1-ND/5725044?utm_campaign=buynow&utm_medium=aggregator&curr=jpy&utm_source=octopart)で送料込みで六千円台で購入しました。
開発ツールのダウンロード
infenionのTool&SoftwareのページからEclipseベースの開発ツールDaveをダウンロードします。
下記の画面でDownloadを押します。
必要な情報を入力してSubmitボタンを押します。
しばらくするとメールでDownload用リンクが送られてきます。
開発ツールのセットアップ
ダウンロードしたzipファイルを展開します。
下記DAVE.exeが開発ツールの実行ファイルです。
DAVE_4-4-2_64bit_2018-02-23\DAVE-IDE-4.4.2-64Bit\eclipse\DAVE.exe
DAVE.exeをダブルクリックするとDAVE(Eclipse)が立ち上がります。
#デバッガソフトのダウンロードとインストール
SEGGERのJ-Link Downloadのページから利用するPCに対応したものをダウンロードします。
ダウンロードしたJLink_***.exeをダブルクリックしてインストールして完了です。特に特別な設定は不要です。
#サンプルソフトのダウンロード
infenionのこちらのページからXMC4700/XMC4800 blinking LED demo based on DAVE APPs (DAVE v4) をダウンロードして展開します。
#サンプルソフトの実行
DAVE(eclipse)を立ち上げて、「File」->「import」->「General」->「Existing Projects into Workspace」を選択しNextボタンを押します。
「Select root directory」->「Browse」から展開したサンプルソフトのフォルダを選択します。サンプルプロジェクトがインポートされます。
「Project」->「Property」->「C/C++ Build」->「Settings」->「Debugging」からデバッグレベルを設定します(初期設定ではDebug levelが設定されていないためCソースではデバッグ出来ません。そのためDebug levelを設定します。)。
「Project」->「Build Active project」を実行してサンプルプロジェクトをビルドします。
USBケーブルでPCとボードを接続します。
デバッグアイコン(虫)を押して「Debug Configuration」画面を開いて「GDB SEGGER J-Link Debugging」をダブルクリックすると自動設定されます。XMC4700と表示されますがXMC4800でも利用できます。
デバッグアイコン(虫)を押してデバッグ画面に切り替え実行ボタン(緑三角)を押すとプログラムが実行され赤色LEDが点滅します。
サンプルソフトではButton1を押すと点滅が早くなり、Button2を押すと点滅が遅くなります。