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Macでwgetコマンド を使ってみるメモ

Last updated at Posted at 2019-02-10

# wgetとは
 「wget」コマンドは“ノンインタラクティブなダウンローダー”です。「wget URL」で指定したURLのファイルをダウンロードします。

# wgetの書式

  • wget [オプション] URL
  • wget -r [オプション] URL (指定したURLからのリンクも含めて保存する(再帰ダウンロード))

# Macにwgetインストール
Homebrewを使ってwgetコマンドをインストールしてみていきます。ターミナルを開けてwgetをインストールします。

$ brew install wget

wgetコマンドがインストールされます。次のコマンドを実行してみましょう。

$ wget -h

上記のコマンドが実行されたら、次のような内容が表示されます。

GNU Wget 1.20.1, 非対話的ネットワーク転送ソフト
使い方: wget [オプション]... [URL]...

:eight_pointed_black_star:wgetの主なオプション

オプション 意味
-b
--background
バックグラウンドで実行する。経過のメッセージは「-o」オプションで指定したログファイルへ、指定がない場合は「wget-log」に出力する
-o ファイル名
--output-file=ファイル名
経過のメッセージを全て指定したファイルに出力する
-a ファイル名
--append-output=ファイル名
「-o」オプションのように経過のメッセージを指定ファイルに出力するが、指定したファイルが既にある場合は上書きではなく追加する。ファイルがない場合は新規作成される
-d
--debug
動作内容を詳しく出力する
-q
--quiet
経過のメッセージを出力しない
-v
--verbose
経過のメッセージを出力する(デフォルト)
-i ファイル名
--input-file=ファイル名
指定したファイルからダウンロードするURLを読み込む
-t 回数
--tries=回数
リトライ回数を指定する(デフォルトは20回)
-T 秒数
--timeout=秒数
タイムアウトするまでの秒数を指定する(デフォルトは900秒)
-w 秒数
--wait=秒数
リトライの待ち時間を指定する
-nc
--no-clobber
ファイルを上書きしない
-c
--continue
途中までダウンロードされていたら続きをダウンロードする
-N
--timestamping
ファイルのタイムスタンプをサーバ上のタイムスタンプに変更する
--no-use-server-timestamps ファイルのタイムスタンプを変更しない(「wget」で保存した時刻とする)
--spider ファイルをダウンロードせず、URLの存在だけチェックする(“Web spider”として動作する)。例えば、ブックマークをチェックするなら「wget --spider --force-html -i bookmarks.html」のように指定する
--user=ユーザー名 ダウンロードする際の「ユーザー名」を指定する
--password=パスワード ダウンロードする際の「パスワード」を指定する
--ask-password 接続毎にパスワードを入力する(プロンプトが表示される)
-p
--page-requisites
ローカル環境で表示するための必要なファイルも含めてダウンロードする
-r
--recursive
再帰ダウンロードを行う(URLで指定したファイルからのリンクもダウンロードする。デフォルトは5階層まで:実行例3を参照)
-l 数
--level=数
指定した回数分リンクをたどる(「-r」オプションは「-l 5」相当)
-k
--convert-links
ダウンロード後に、ダウンロードファイル内のURLをローカル閲覧用に変換する
-K
--backup-converted
ファイルを変換した際のバックアップを「.orig」という拡張子を付けて保存する
-nd
--no-directories
再帰ダウンロード時にディレクトリを作成しない
-nH
--no-host-directories
再帰ダウンロード時にホスト名のディレクトリを作成しない
--max-redirect=回数 URLリダイレクトの回数を指定する(デフォルトは20回)
-R 拡張子
--reject 拡張子
指定した拡張子のファイルはダウンロードしない(複数ある場合は「-R jpg,png」のように「,」で区切って指定する)
-A 拡張子
--accept 拡張子
指定した拡張子のみ取得する(複数ある場合は「-A jpg,png」のように「,」で区切って指定する)
-D リスト
--domains=リスト
ダウンロードするドメインのリスト(デフォルトでは別サイトへのリンクはダウンロードしないが、「-D」で指定したドメインはダウンロードの対象とする。複数ある場合は「,」で区切って指定する)
--exclude-domains リスト ダウンロードしないドメインのリスト
-np
--no-parent
親ディレクトリは対象としない
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