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【イベントレポート】29年もののER図ツールがkintoneに対応 | devkin meetup! vol7

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Last updated at Posted at 2026-07-22

はじめに

7月11日(土)21時から、kintone有志の開発者コミュニティのオンラインイベント「devkin meetup!#vol7」が開催されました。
運営含めて39名の参加がありました!(Zoomの設定ミスにより全員写っておらずすみません🙇‍♀️)
集合写真.png

LT、デモ、そして「A5:SQL Mk-2を29年間開発している開発者と共にツールを作った話」まで飛び出す、濃い2時間でした!
熱が冷めないうちに当日を振り返ります!

当日のタイムスケジュール

項目 内容
オープニング ファシリテーターから今日の意気込み
部活動紹介 各部活の活動報告
LT ① kintone-cliを作った話
LT ② ストリーミングデータをkintoneで取り扱う
LT ③ kintoneのAIコワーカーとClaudeマネージドエージェント
LT ④ kintone × ER図
サイボウズからのお知らせタイム 連携コネクタ・community紹介
クロージング おしゃべりタイム

devkin meetup!部活動のご紹介

devkin meetup! は、kintone開発者向けの有志コミュニティです。
コンセプトは「kintone開発についてゆるく学び合える場所」です。
オンラインイベントのほか、部活動やオフラインのリアル会もあります。

この部活動というのが devkin meetup!の肝で、テーマごとに仲間を集めて技術研鑽する場です。
「部活作っちゃおうぜ」というノリから始まったそうで、言い出しっぺが部長というシステム。
現在活動しているのは、gas部 / Chrome拡張部 / 気になるライブラリ研究部 / ER図作成ツール開発部 / 連携コネクタ部 / マネタイズ部などなどです!

devkin meetup!について興味のある方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
https://qiita.com/muraya_jko/items/d385642eadd4cf80215b

Chrome拡張部 「Devkinox」

今回は、Chrome拡張部が開発している「Devkinox」という拡張機能のデモもありました。
プラグイン方式で、部員がそれぞれ作った機能をどんどん足していける作りになっています。
Devkinoxの概要

デモではこのような機能が紹介されました。

  • アプリ説明欄の表示 / 非表示:アプリを開いたときに説明欄をデフォルトで閉じた状態にできる
  • 管理者用メモのワンクリック編集:管理者用メモをダイレクトに参照・追記できる
  • フィールドコードの一括変更:デフォルトのままになりがちなフィールドコードを、ラベルから自動でつけて一括更新
  • レコードをJSONでAPI更新:kintoneのレコードをAPI経由で更新できる。参照元を変えても既存レコードに反映されないルックアップや計算フィールドを、まとめて更新し直したいときに便利

「Devkinox」はこちらのChromeウェブストアからインストール可能です!
https://chromewebstore.google.com/detail/devkinox/claijpnebecdgbelkndmmdepjjhlolib

4本のLTのご紹介

今回、LTは全部で4本ありました。順番にご紹介します!

①(CLI環境では)kintone MCPサーバより便利なkintone-cliを作った/吉越 勲さん

「MCP is Dead」という議論が世間で盛り上がった時期に、「コマンドライン環境ならMCPよりCLIの方がメリットがあるのでは...」と考えて作成を始めたのがこちらのツールです。
GoogleのエンジニアによるAIエージェント向けCLIの設計指針を参考に作成したそうです。

MCPサーバだと取得したデータが毎回コンテキストに入り、呼び出しが増えれば増えるほどコンテキストを圧迫します。
一方で、CLIは出力先がシェルなので、加工・集計済みのデータだけをAIに見せることができ、コンテキストを削減できます。
レコード5万件の売上集計では、MCPサーバが約13分かかったのに対しCLIは1分もかからず、集計結果は一致していました。

対決結果

Qiitaにも詳細が載っているので気になった方はぜひご確認ください。
AIエージェントに最適化したkintoneのCLIツール「kintone-cli」を公開しました

②ストリーミングデータをkintoneで取り扱う/ムラナカ=ゴリラさん

IoTやログのように流れ続けるデータをそのままkintoneに流すと、API制限で1日8万回を超えて即アウト、という現実からこちらの開発をスタートしたそうです。

データレイク/データウェアハウス/データマートの3層で考えたとき、kintoneは「貯める」には向かず、見せるデータのデータマートに置くのが一番という結論でした。

データマートとしてのkintoneアプリ

処理はクラウドサービスに任せ、kintoneにできること・できないことを切り分ける、という潔さが印象に残っています。

③kintoneのAIコワーカーを、Anthoropicにエージェントを"ホストさせて"作った話/杉本 和也さん

初参加の杉本さんのLTは、kintone上で動くCowork的プラグインと、そのバックエンドのClaudeマネージドエージェントの話でした。
自社でエージェントを作ろうとすると実行ループ・コンテナ・トークン管理…とやることが山積みになるところを、まるっとAnthropicのクラウドに預けられるという紹介でした。
kintone側の制約をうまく回避する工夫まで作り込まれていて、とても完成度が高かったです!

kintone上でエージェントが動いている様子

④kintone × ER図/松原 正和さん・長井 祥和さん・松村 稔さん

こちらのLTは3名のリレー形式で発表されました。

トップバッターは、SQLクライアント&ER図ツール「A5:SQL Mk-2」の開発者・松原さん。
普段はkintone界隈ではなく、SQLとER図の世界が専門分野です。
A5:SQL Mk-2の開発開始は1997年、来年で30年になるそうです。
(松原さんのXアカウントはこちらから!)

そんな松原さんがなぜdevkin meetup!にいるのか気になりますよね?

実は、devkin meetup!創設メンバーのお一人の久米さんがXで「A5:SQLとkintoneが連携できたら嬉しい」と声をかけたことから始まりました。
松原さんはkintoneを触ったことはなかったらしいですが、devkin meetup!の有志メンバーと一緒に検討を重ね、ゼロからkintoneのデータ構造を理解し、それをER図でどう表すかを一から整理して、実装まで仕上げたそうです。

kintoneのデータ構造をER図で表すと

続いて、長井さんのパートで、この部活動が生まれた経緯について詳しいお話を聞くことができました。
以前のdevkin meetup!で「ER図からkintoneアプリを作れるツールが欲しい」と発表していたのが長井さんで、それを久米さんが拾い、松原さんへ橋渡ししたのでした。

久米さんの神ポスト

そして、部活動を立ち上げ、kintone側の制限やルックアップ特有の動きなどを共有しながら形にしていったとのことでした。

最後は上海から参加の松村さんのデモでした。
売上・顧客マスターなどよく使われるkintoneのアプリ構成で、関連レコードやサブテーブルがER図上のリレーションとしてどう表現されるかを実演してくださいました。

ER図

サイボウズからのお知らせタイム

最後に、サイボウズから連携コネクタリニューアルしたcybozu developer communityの紹介を行いました!
連携コネクタとはkintoneとMicrosoft 365の主要なクラウドサービスをノーコードで繋ぐことができます。

現在、cybozu developer communityで連携コネクタの投稿キャンペーンも実施中です。
2026年7月31日までにキャンペーンに参加して、kintoneオリジナルパーカーをゲットしましょう!🎁

▼キャンペーンの詳細はこちら
https://community.cybozu.dev/t/topic/12598

おわりに

どのLTも内容が濃かったですが、やはりER図作成ツール開発部発足の話が特に印象に残りました。
LTでの声を拾った久米さんが、A5:SQL Mk-2開発者の松原さんに声をかけ、長井さん・松村さんたちメンバーが部活動で形にするという一連の流れをお聞きし、思い切って行動することって大切だなと勇気をもらいました。

次回は10月ごろ、オンラインで開催予定です。
connpassのdevkin meetup!グループのメンバーになっておくと、イベントが公開されたときに通知が届きます。
まずは登録して、次回の告知を待っていてください!
https://devkin.connpass.com/

皆さま、ありがとうございました。また10月にお会いしましょう☺️

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