「定時ダッシュしたいけど難しいかなー。」
「あー。行きたかった勉強会あったけど仕事が終わらないー。」
「うわ、これ営業さんに確認しないといけない奴じゃん!」
一度はこのようなことを思ったことがある方は多いのではないでしょうか?
一概には言えないですし、ケースバイケースと言われたらそれまでですが
定時ダッシュをキメつつPJをオンスケでリリースした経験や、
定時ダッシュをキメながらも営業さんからお礼を言われたことがある経験をもとにして簡単にではありますが纏めてみました。
皆さんの参考になれば嬉しいです。
以降からやたら「ほうれんそう(報告/連絡/相談)」が出てきます。
ご了承ください。
想定しているエンジニア
- 定時ダッシュキメたいけどなかなかキメられないエンジニア
- 平日19時や20時の勉強会に参加したいエンジニア
- 自社サービスだけどもB2B2CもしくはB2Bを運用しているエンジニア
想定している会社
- スタートアップではなくある程度規模があり部署の体制もある程度出来てる会社
想定しているケース
- 営業(他のPJも抱えて多忙)と一緒に外部の企業と一緒にAPI連携やデータ連携を行うケース
- リリース日兼プレスリリース日が決まってるケース
- NDAなどが結ばれた後でリスケ出来ないケース
- やることは決まっているがマネージメントする人がいなく作業自体も一人でできそうなケース
平凡なエンジニアが毎日定時ダッシュをキメるためにやった5つのこと
1.コードをいきなり書くのではなく必要なことの準備/確認をする
やること(仕様がある程度固まっている状態)が決まったり、
リリース日などが決まってるとすぐにコードが書いた方が良いように思われますが、
僕の場合はいきなりコードを書いた場合の方が詰まることが多かったです。
(単純にコード書く力が足りてないってことでもりますが。)
なので僕は以下のようなことを準備/確認をしてからコードを書くようにしていました。
【自社だけで完結する場合】
- ざっくりとした仕様の流れをメモする
- 仕様や実装方法を有識者などに認識にずれが無いか確認する
- 類似の実装が既にあるかどうかの確認する
- 類似の実装がある場合、誰が担当したのかの確認する
【クライアントも巻き込む場合】
- クライアントに確認したい事項の洗い出し
- APIの連携だった場合、文字コードは何をするかをクライアントに確認する
- こちらからクライアントへデータを送付する方法はAPIなのかフォームなのかを確認する
- こちらが対応して欲しい内容や実装予定の仕様を準備する
- 準備した仕様をクライアントへ確認して認識にずれが無いか確認する
2.口頭のほうれんそう、テキストのほうれんそうを使い分けてなんでもほうれんそうする
エンジニアの場合だとある程度、形が出来てテストが出来るタイミングで報告したい気持ちが強か方が多いと思いますが、僕の場合は今詰まってることだけでなく、予定より遅れてるかどうかの報告、クライアントに相談したいことなど
何でもほうれんそうをしていました。
そうすることでリリース日直前になってバタバタすることも
後からになって営業が認識していなかったということを防ぐことが出来ます。
また全てを口頭で行ったり、全てをコミュニケーションツールなどを使って
テキストのみで行ったりするのではなく、
簡単なほうれんそうは口頭で、
重い話や言った言わない問題が起きそうな場合はテキストで
といったように使い分けることで
ほうれんそうの負担を伝える方も伝えられる方も負担が無いように努めました。
3.営業さんに確認して問題無ければクライアントとも積極的にコミュニケーションを取る
クライアントと何かしらで連携をするとなった場合、大抵、クライアント側にもエンジニアチームがいます。
そのエンジニアチームと直接やりとりをすることで
伝言ゲームになったり、
営業さんとの解釈の違いで別のものを先方に作らせてしまう、
手戻りや二度手間が発生してしまうといったことを避けることが出来、
定時ダッシュをキメやすくなります。
4.自分が出来ないことは前もって出来る人にほうれんそうしておく
僕はデザイン(ログ作ったり、フロントをいじったり)が出来ないため
どうしてもデザイナーさんにお願いする必要がありました。
ただそのデザイナーさんも別のタスクがあったり忙しい方だったので
PJが始まったすぐのタイミングやキックオフ後すぐのタイミングで前もって
「〇〇というPJが始まることになってそのためにロゴが必要なのですが、僕が作ることが出来ないのでXX日の火曜日ぐらいににロゴの作成依頼をさせて貰いたいんですが良いですか?
忙しいとは思うのですがお願い出来ますか?」
「今XXXのタスクをされていて忙しいとは思うのですがXX日の火曜日ぐらいに少しフロントの修正をお願いしたいのですが可能ですか?」
と軽くお願いをしていました。
そうすることでいざ本当にお願いしたい場合にもスムーズに頼みやすくなりますし、
作業が不要になった場合はその時点でデザイナーさんに連絡することで
いきなりお願いして
デザイナーさんや自分がお願いしたい人を困らせることがなくなります。
ただ自分だけ定時ダッシュをキメることが無いよう、
余裕を持ってお願いすることが大前提になります。
5.営業さんが使いやすいツールでほうれんそうする
もし営業さんがメールメインであればどんなにslackを推したり、
slackだけでやりとりをしようとしても
「見てなかった」、「気付かなかった」ということになる可能性が高いです。
面倒臭いかとは思いますがここはぐっと堪えて営業さんが普段使ってるツールで
ほうれんそうをしてみてください。
特にどっちでも良いというのであればすぐに連絡がつく
slackなどを使うと定時ダッシュをキメやすくなります。
上記をやった結果
定時後の勉強会に参加したり、自分で学生や非エンジニアの方にプログラミングを教えたり、Apple Store Omotesandで女性に対してアプリのハンズオンセミナーを行ったり
といった時間を確保する事ができました。
まとめ
エンジニアがやることなの、それ?
と思われるものもありますがどれも特別に準備する事はありませんので、
定時ダッシュをキメたいエンジニアの方はぜひ、参考にして頂けると幸いです!