前回の続きです。
ログ表示
前回はGUIからテストを実行しましたが、コマンドプロンプトで実行するとJMeterのレポートファイル(.jtl)も吐き出されます。
コマンドプロンプトで実行する方法は、テストの設定ファイル(.jmx)を、jmeter-n.cmd
ファイルへドラッグドロップします。
するとコマンドプロンプトが起動され、設定の内容に応じたテストが実行されます。
しばらく待つと同じフォルダ内にJMeterのレポートファイル(.jtl)が生成されます。
このレポートファイルからさらにテスト結果を閲覧できるようにするためには、htmlを生成する必要があります。
「Tools」 > 「Generate HTML report」をクリックします。
その後、以下の画面にてそれぞれ設定をしてから「Generate report」をクリックします。
①Results fileには先程のレポートファイル(.jtl)を指定します。
②user.properties fileには「reportgenerator.properties」ファイルを指定します。
③Output directoryには抽出先の空のフォルダを指定します。※空フォルダを指定しないとエラーとなります。
しばらくまち、③で指定した空フォルダの中を見てみますと以下のようになっています。
「index.html」ファイルを開いてみます。
すると以下のようにwebブラウザでテスト結果の統計を確認することができます。
補足
前回JMeterの実行後に特に通知はないと言いましたが、以下の設定を入れると簡易的なログが表示できるようになります。
上記にチェックを入れると以下のようにログが表示されるようになります。
今回は以上です。