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Google製「バックアップと同期」でColaboratoryとローカルjupyterがシームレス接続

Last updated at Posted at 2019-01-19

備忘録。
【参考記事】JupyterNotebookのデフォルトディレクトリを変更
https://qiita.com/nigimitama/items/a8129e50afcc462e02d6

【課題感】GoogleColaboratoryとローカル環境で別々に作成されるipynbファイルのディレクトリをまとめたい

Colaboratoryを使うとグーグルドライブ上に【ColabNotebook】というファイルが作られ、作成したノートブックはここに入れられます。
一方で、ローカル環境でAnacondaを立ち上げ、ノートブックを作成するとそれらは通常ユーザーフォルダ(例えばC:\User\****\)の中にぶち込まれます。
Colaboratoryでもローカル環境JupyterNotebookでも同じ.ipynbファイルなのに、ファイルの保存先が異なるために相互に読みこむためには手間がかかります。これをひとつにまとめたい、というのが今回の動機です。

【用意するもの】
・バックアップと同期
Googleのバックアップと同期は、自分のPC上にグーグルドライブのファイルを開設することで、ブラウザを開かずともドライブとPC間でデータのやり取りや保存を可能にしてくれるサービスです。
バックアップと同期のダウンロード

ダウンロードができるとローカル環境内に
C:\Users\*****\Google ドライブ\ColabNotebooks
のように新しいディレクトリが作られます。

そして参考記事のように、JupyterNotebookのデフォルトディレクトリを変更('\Colab Notebooks'に指定)すると、グーグルドライブからもローカル環境からも作成したノートファイルを読み込むことができます。

めでたしめでたし。

追記(2019/1/22)

ディレクトリの設定
ユーザーフォルダの.jupyterフォルダ内にあるJupiter_notebook_config.pyから

Jupiter_notebook_config.py
#c.NotebookApp.notebook_dir=****honyarara*****

という一文を探し出す。これを例えば
c.NotebookApp.notebook_dir = 'C:\Users\****\Google ドライブ\Colab Notebooks'

に変更すればOK

やってみて確かに便利になったが、インデントの仕方に違いがあるため、Colaboratoryで書いたプログラムをJupyterNotebookで動かすときに注意が必要。
(2019/3/4さらに追記:Colaboratoryの「ツール」>「設定」からインデント幅を変更可能。デフォルトはスペース2個分だが、4個にすることでJupyterNotebookでも作動)

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