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carthageでupdateの方法を指定する

Last updated at Posted at 2017-11-08

利用するライブラリが多くなると、 carthage update が長くて困るってことありませんか?
そんな時のために、carthageのupdate方法をまとめます。
その時々で適切なやり方で、carthage updateするようにしましょう。

環境

Homebrew 1.3.2
Carthage 0.24.0

carthage update ケース別種類

一般

一般的に利用される carthage update は、下記コマンド。

$ carthage update
1つだけアップデートしたい場合

carthage update すると、Cartfileで設定しているライブラリ全てアップデートしてしまう。
例えばRxSwiftだけに限定したい場合は、下記コマンド。

$ carthage update RxSwift
複数指定してアップデートしたい場合

スペース区切りで記載すれば良いです。例えばRxSwiftとrealm-cocoaに限定したい場合は、下記コマンド。

$ carthage update RxSwift realm-cocoa
platformを指定したい場合

carthage update すると、platform[Mac, iOS, tvOS, watchOS] 全てアップデートしてしまう。
例えばiOSだけに限定したい場合は、下記コマンド。

$ carthage update --platform iOS
binaryを使用しない場合
$ carthage update --no-use-binaries
Cartfile.resolvedを参照したい場合

carthage update はCartfileに記載された最新のライブラリバージョンをBuildする。
ただ、チーム開発などで、ライブラリのバージョンを揃えたいときがある。
このとき、下記コマンドを実行すると、Cartfile.resolvedに記載されたバージョンをBuildしてくれる。

$ carthage bootstrap
注意事項:Xcode再起動の必要

carthage update 後、すぐにXcode上で反映されない場合は、Xcodeの再起動をしましょう。

注意事項:Carthage updateを行なう順番

carthage update 時、xcodeのバージョンを参照するようである。
つまり、現在のxcodeのバージョンに適したライブラリをBuildするようにする、ということ。
そのため、下記順番で実施することがおすすめ。

  1. Xcodeをアップデート
  2. carthage update

逆にしてしまうと、もう一度carthage updateするハメになってしまうかも。

補足、まとめ

現状、知っている範囲でまとめてみました。
ただ、入れているライブラリの中にplatform[iOS]がなかった場合など、 carthage update --platform iOS がエラーになってしまいます。そういう場合は、 carthage update でまとめてやる方が良いかもです。

まあそれについては、また別の機会に。

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