たまに $ pod install
をすると、差分が出てしまう時があります。
cocoapods自体のバージョンが上がってしまうことが主な原因です。
bundlerを用いると、cocoapods自体のバージョンを固定にでき、
バージョン管理を行うことができます。
そうすれば、勝手にバージョン上がってしまう自体を避けられます。
実行環境
- OS: MacOS v10.13
- Terminal: iTerms
- Bundler: 1.16.3
事前準備 bundlerインストール
bundlerをインストールしておきます。
この説明は、今回は省略します。
手順
Gemfile作成
下記コマンドで、bundlerの設定ファイル Gemfile
を作成します。
$ bundler init
Gemfile中身にcocoapodsのバージョンを追記
Gimfileを修正します。
# ↓これは一旦コメントアウト
git_source(:github) {|repo_name| "https://github.com/#{repo_name}" }
# ↓これを追記
gem 'cocoapods', '~> 1.5.2'
gem 'cocoapods', '~> 1.5.2'
と書くことで、
cocoapodsのバージョンを1.5.2に指定しています。
cocoapodsをインストール
cocoapods自体をbundlerでインストールします。
$ bundle install
これで完了です。
(補足)以降、pod installする時
今回はcocoapodsの利用法自体は省略しますが、
pod installする方法だけ記載します。
今までは、
$ pod install
としていたと思いますが、今後は、
$ bundle exec pod install
としてください。
こうすることで、cocoapodsのバージョンを変えずにpod installできます。
コマンド長い...と思う人は、aliasで短縮形を設定してください。説明省略。
ちなみに、アップデートは
$ bundle exec pod update
です。
(補足).gitignoreの設定
今回git上に追加すべきファイルは、下記の2つだけです。
Gemfile
Gemfile.lock
コレ以外のファイルはそれぞれのPC環境で、
bundle install
とすることでインストールできるファイルなので、
.gitignoreで指定してしまって良いです。