個人特許権者が原告となって特許権侵害訴訟を提起した場合の勝率の調査結果を発表します。平成２７年８月から過去５年間に亘って調査した結果、２４件の判決がヒットしましたが、個人特許権者が全て敗訴しています。
平成２７年当時の特許権侵害訴訟全体での原告勝訴率は約２５％でした。２４戦全敗となる確率は、
約０.０８％です。
もっと長期間に亘って調査すれば個人特許権者の勝訴判決が出てくるかもしれませんし、調査漏れがないとも断言できませんが、いずれにしても、個人特許権者が原告となった場合の勝率は、異常に低いと言わざるを得ません。
個人特許権者の皆様、訴訟をするなら法人化してから行ってください。