はじめに
Nuxt3を触ろうと思い、その内容をまとめていきます。
今回は下記ツールのインストールの手順についてまとめます。
- TypeScript
- ESLint
- TailwindCSS
前回のNuxt3のインストールの方法についてまとめた記事はこちらです。
ツールのインストール
TypeScript
Nuxt3ではTypeScriptがデフォルトでサポートされています。
CLIで型チェックを行うことができます。
npx nuxi typecheck
しかし、デフォルトの設定では、nuxt dev
などの開発環境を立ち上げている時には型チェックされません(buildの速度などを優先している)
開発中に型チェックを行いたい場合は、設定を変更することで実現できます。
- 必要なパッケージをインストールする
pnpm install typescript vue-tsc --save-dev
-
nuxt.config.ts
に開発時の型チェックを有効にする設定を記述する
export default defineNuxtConfig({
typescript: {
typeCheck: true
}
})
これにより、開発環境を立ち上げ、buildされた時も型チェックがされるようになります。
(当然ながらbuildのスピードが落ちるので、offにして適宜CLIで実行するか、どっちかは好みで決めるのが良いと思います)
ESLint
ESLintの設定については、パッケージをインストールすることで可能です。
pnpm i eslint @nuxtjs/eslint-config-typescript --save-dev
module.exports = {
root: true,
extends: ['@nuxtjs/eslint-config-typescript']
}
VSCodeを利用している場合は、ESLintの拡張機能を使って、保存時に自動でフォーマットされるように設定しておくとよさそうです。
{
"editor.codeActionsOnSave": {
"source.fixAll": false,
"source.fixAll.eslint": true
}
}
なお、Nuxt3では、Prettier との並行の利用は現時点では推奨していないようです。
ESLintの--fix
オプションを使うようにして、プロジェクトではPrettierを無効にするように記載されています。
(Prettierを有効にするかどうかについても、議論中のようです。あまり動いていない気もしますが...)
おわりに
段々周辺環境が整ってきました。
TailwindCSS、Storybookの導入部分を次は試して、次記事にまとめられたらと思います。