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Microsoft Power BIAdvent Calendar 2024

Day 14

【Power BI】 ライブ接続時にDaxを確認できるようにする

Last updated at Posted at 2024-12-13

はじめに

 この記事は、Microsoft Power BI Advent Calendar 2024 シリーズ2の12月14日の記事です。

ライブ接続とは?

 Power BIを企業内で広く展開する時には、セマンティックモデルとレポートを分離することがベストプラクティスとされています。

 このシナリオでは自ずと共有されたセマンティックモデルにライブ接続をしてレポートを作成することになります。

困ったこと

 ライブ接続ではメジャーの定義が見えない…💦
 ※レポート作成者がDAXの内容を知らなくてもいいことも多いかもしれませんが、モデル作成者もデバッグ含めて確認したいんですよね。

解決方法

 メジャーの「説明(Description)」でDAXの内容を確認出来るようにしよう!
image.png

Talular Editorスクリプトを使用して一括設定

 1. 無料のTabular Editor v2をダウンロードしてインストール

 2. Power BI デスクトップの外部ツールからTabular Editorを起動
image.png

 3. C#Scriptタブから以下のコードを貼り付けて、run scriptを押下

//全てのメジャーの式を説明欄にセットする。
foreach(var m in Model.AllMeasures)
{
    m.Description = m.Expression;
}

これですべてのメジャーの定義が説明欄(Description)にコピーされました!
image.png

4. 最後に fileSaveでモデルに反映します。
image.png

おわりに

 メタデータはCopilotがモデルの理解を促進するために使用すべきという観点もあるなと思いながら、今回は利便性の観点でTabular Editorを使って1つのローカルのPbixファイルの説明欄を更新する手順を紹介しました。

Fabric NotebookとData pipelineを使用してPower BIサービスに発行されている複数のセマンティックモデルを一括で更新する方法にもチャレンジをしました。
以下に投稿しています。

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