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【Rails】devise_token_auth でパスワードをリセットする流れをまとめる

Last updated at Posted at 2022-08-16

RailsAPI でパスワードリセットを実装したので、議事録として残します。

目的

devise_token_authにて、パスワード再設定を実装する

パスワードリセットの流れ

スクリーンショット 2022-05-29 15.51.39.png

  1. パスワードリセットメールを送信する
  2. 送信されたメールのリンクから、パスワード再設定画面へ遷移する
  3. パスワードを更新する

passwords_controller.rbの各アクションについて

passwords_controller.rbで定義されている3つのアクションを使用します。

password#create

パスワードリセットメールを送信する

スクリーンショット 2022-05-29 15.49.57.png

詳細

リクエスト: post passwords#create

パラメータ:redirect_url, email

リクエストのタイミング: 送信ボタンをクリックしたとき

email: リセットメールを送信するメールアドレス。そのメールアドレスを持つユーザーが存在することが前提。

redirect_url: リセットメールをクリックした後に遷移するURL

結果

  • ユーザーに認証に使用する情報が登録される
# 更新されるカラム
reset_password_token: nil  トークン
reset_password_sent_at: nil  メール送信日

#  reset_password_token: 認証用トークン。リセットメールのリンクにも付与され、editアクションで認証を行うために使用
#  reset_password_sent_at: リセットメールの送信日。有効期日かどうかの判定に使用
  • リセットメールが送信される

リセットメールのリンクに、ユーザーに付与されたreset_password_tokenがが埋め込まれる

password#edit

リセットメールのリンクに付与されているトークン情報を元に、認証を行う。

認証に成功した場合、パスワード再設定画面に遷移する

スクリーンショット 2022-05-29 15.49.13.png

詳細

リクエスト:patch password#update

パラメータ: reset_password_token, redirect_url

リクエストのタイミング: 「リセットメールのリンク」をクリックしたとき

結果

  • 認証情報の判定を行う

    • メールに付与されている tokenと、password#create でユーザーに保存したreset_password_token が一致しているか
    • rest_password_sent_at が期日内であるか
  • 認証が成功した場合、ユーザーの情報が更新される

# 更新されるカラム
allow_password_change:  false  true
  • 認証が成功した場合、指定されたURLに遷移する
  • password#create で指定されてた redirect_url に遷移する

passwprd#update

パスワードを更新する
スクリーンショット 2022-05-29 15.49.31.png

詳細

リクエスト:patch password#update

パラメータ:password, password_confirmation,reset_password_token

リクエストのタイミング: 「パスワードの設定ボタン」をクリックした時

*パラメータで必要である reset_password_token は、urlに付与されているので、それを使用する

# 例
# 分かりやすいように、他のパラメータは省略しています。
# &token="パラメータに含めるトークン"
http://localhost:8000/password_updatereset_password=true&token=S4XXFnUGy1FR2IXinixU9w

結果

  • ユーザーのパスワードを更新される
    encrypt_password に再設定したパスワードを暗号化して保存する
  • パスワード更新に関わるカラムが更新される
# 更新されるカラム
reset_password_token: トークン  nil
reset_password_sent_at: リセットメール送信日  nil
allow_password_change: true  false

以上の3つのアクションを利用することで、パスワード再設定を実現することができました。

まとめ

  • 必要なパラメーター、値がどのように変化するかを把握することができました。

補足

  1. 有効期限は devise.rb で設定できる
# devise.rb

# パスワードの有効期限
config.reset_password_within = 1.hours
  1. パスワードが変更されたときに再度クリックしたとき、ルーティングエラーになるので、別途対応が必要。
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