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Docker+GitHub+HerokuでCI/CDっぽく

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#やった事
前に記事で公開したQiitaタグ自動ジェネレータをWebアプリとして手軽に試せる様に公開しました。
ついでにGitHubでソースも晒しています。

※Freeプランなので30分間アクセスがないと休眠してしまいます。少し時間がかかる時があるのはご愛嬌という事で...

#全体図
Webアプリを公開するにあたりHerokuを使いました。GitHubとも連携させたのでこんな感じです。
GitHubにソースをpushすると自動的にHerokuでビルドが走りDockerコンテナのデプロイまでやってくれます。仕事での開発だと今時CI/CDなんて当たり前だと思いますが、個人でお金をかけずに環境作ってみたという感じです。

qiita投稿用.png

#Herokuって?
アプリケーションの開発から実行、運用までのすべてをクラウドで完結できるPaaSです。(公式サイトより)
結構前からあるサービスで知名度も高く知っている人も多いと思います。
以下を魅力に感じ今回使いました。

  • 無料でWebアプリを公開することが出来る ※稼働時間など一部制約あり
  • GitHub連携できる
  • Docker対応している(Heroku dyno

#GitHub連携するには?
Herokuの画面から設定するだけ、すごく簡単。Automatic deploysを有効にするだけで、GitHubにpushされたらHerokuにアプリをデプロイするところまでやってくれます。
スクリーンショット 2019-12-21 18.10.49.png

#Dockerビルドするには?
連携したGitHubにDockerfileはもちろんですが、heroku.ymlという設定ファイルが必要になります。
今回用意したheroku.ymlはこちら。

heroku.yml
build:
  docker:
    web: Dockerfile

色々出来るらしいですが、単純にDockerfileからビルドするだけなのでシンプルな内容となってます。
詳細な書き方は公式ドキュメントを見てみてください。

ちなみにDokerfileはこちら。
PythonのWebアプリケーションフレームワークであるflaskを使いました。

FROM python:3-alpine

WORKDIR /work
RUN wget http://gensen.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/soft/pytermextract-0_01.zip
RUN unzip pytermextract-0_01.zip
RUN cd pytermextract-0_01 && python setup.py install

RUN apk update
RUN apk --no-cache add git gcc libc-dev libxml2-dev libxslt-dev

RUN git clone https://github.com/fukumasa/auto-create-qiita-tags

WORKDIR /work/auto-create-qiita-tags
RUN pip install -r requirements.txt

ENV FLASK_APP /work/auto-create-qiita-tags/app.py
CMD flask run -h 0.0.0.0 -p $PORT

Herokuでは起動時のポートがPORTという環境変数に格納されているため、flaskアプリケーション起動時に$PORTでポート指定しています。
これでコンテナがビルドされるとCMDの内容が実行されます。

起動したDockerアプリには80ポートでアクセスするため、おそらくですが、コンテナ内部の$PORTポートとコンテナが稼働しているサーバの80ポートが自動的にフォワーディングされていると思われます。
Dockerコンテナをdocker runで実行する際は、通常-p 80:5000のようにポートフォワーディングを明示的に行う事が多いと思いますが、Herokuではこの辺りはあまり意識しなくても良さそうです。

#まとめ
Herokuを使ってDockerアプリを公開してみました。
GitHubを使えば、既存のソース+heroku.ymlで手軽に連携することが出来ます。
そもそもHerokuの使い方とかより詳細なコマンドとかは以下の参考ページを見てみてください。

#参考ページ

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