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Windows 10 指紋ロックのスヽメ

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Last updated at Posted at 2020-12-16

USB 指紋センサが 2,000円台からという驚きの価格になり、プライバシー&セキュリティ向上のため使ってみました。

どう便利?

プライバシー強化には画面ロック

パソコンを使っていると、家族や他人に見られたくないプライベートな情報(日記やブラウザ履歴などなど)もあることでしょう。
個人用アカウントを使えば大体のプライバシーは守れますが、離席中に無防備では片手落ちというものです。

席を外す時のために Windows には「画面ロック」という機能があります。
Windows キー(窓のマークのキー)を押しながら L キーを押すと実行でき、本人認証するまで普通の操作ができなくなります。
これで離席時も心配ありませんね。

でもパスワード入力は面倒

とは言え、解除のたびにパスワードを入力するのが大変なので、画面ロックは知っているけど使わないという方も多いのではないでしょうか?

また、そもそもログイン自体も面倒なので、パスワード無し や 自動ログイン 設定にしているというケースも耳にします。

そこで指紋認証

Windows10 では標準機能に指紋認証が含まれており、Windows Hello 対応指紋センサ を接続するだけ1でログイン/ロック解除に指紋が使えます。

「パスワードの入力なんて簡単」という方も試してみると戻れなくなるかもしれませんよ。
(パスワードマネージャと連携(参考記事2)させると更に便利になりそうです。)

準備と使い方

購入

Amazon で「指紋認証 Hello」で検索すると色々出てきます。
大体 3千円弱からですが、タイムセールで 2,069円という物もありました。
「Windows Hello対応」でUSBに接続する品であれば基本的には大丈夫だと思います。

金額の違い

指紋データをパソコンまで送らずに、センサ内部だけで判定する製品は高額のようです。
その他、U2F や FIDO2 といった 2要素認証(2FA)にも利用できる製品2もありますね。

3千円弱クラスを 2種類ほど購入してみましたが、ログイン/ロック解除には十分使えています。

※@fmfm29様が参考記事1にてアルカナイトとケンジントンを比較しておられます。

指ガイドの追加

センサが届いたらすぐに試したいところですが、ここで 5分でできる工作をお勧めします。

目的

センサに毎回同じように指があたるよう、簡単なガイドを付けます。
P_20201216_143522 (3).jpg P_20201216_143509 (3).jpg

材料と道具

  • 厚紙(普通の紙でも可):幅 1cm × 長さ 5cm くらい
  • セロテープ
  • はさみ
  • カッター

手順

  1. 厚紙をセンサに巻いて 3辺を囲むくらいの長さで切る。
    (普通紙の時は2枚重ねにすると変形に強くなる)
  2. 指が入りやすいように上の方を(逆ハの字に)広げてセロテープでセンサに貼り付ける。
  3. USB 端子に付いた余分なテープをカッターで切って除去する。

Windows Hello の設定

「サインインオプション」を開き、「Windows Hello 指紋認証」から指紋を登録します。

サインインオプションの開き方
  • 画面左下の窓アイコン(スタートボタン) → 歯車アイコン(設定) → 「アカウント」 → 左側の「サインインオプション」選択
  • 画面左下の検索ボックスに「sign」と入力 → 「サインインオプション(システム設定)」を選択

登録時のポイント

  • 最初の繰り返しでは、指の同じ部分をあてるように意識する(指ガイドに沿うと楽)
  • 「別な角度で」と言われたら、最初にあてた部分の周りがあたるよう指を前後左右に少し倒す

another_angle_ok.png

  • センサに対して別方向から指をあてるわけではない

another_angle_ng.png

追加のトピック

注意点

意識の無い時

眠っている間などに、こっそり認証される可能性はあります。
心配な場合はパスワードや PIN を使ってください。

パソコン(又は内部ストレージ)の盗難

内部ストレージ(ハードディスク、SSD)を取り出して別パソコンに接続されると、ログインも画面ロックも無力です。
この場合にはストレージ暗号化(BitLocker)やデータ暗号化といった別の対策が必要です。

指紋は交換できない個人情報

パスワード等と異なり、指紋を捨てて新しいものと交換するわけにはいきません。
そのうち参考記事3(英語)のように認証用の指紋プリント指輪なども出てくるかもしれませんが、それまでは個人情報である事も忘れずに。

まあ、__家庭で使う分には取り越し苦労__だと思いますが…

うまく認証しない時

複数の指を登録しておく

右手と左手でそれぞれ登録しておくと、ダメな時に反対側でスムーズに認証されるケースは割とあります。
Windows Hello での登録は__最大10件__です。
__個別に削除はできない__ので、入れ替えたい場合は全部消してから必要な分だけ再登録となります。

センサと指を拭いてみる

指や手を替えてもダメな時は、布やティッシュでセンサ面と指を軽く拭いてみましょう。
私は汗かきなせいか、このパターンで認証するようになる事が多いです…

参考記事

  1. Qiita: 外付けWindows Hello対応デバイスを選ぶ時の知見・所感 @fmfm29様
  2. Qiita: Windows HelloとKeePassで簡単・安全パスワード入力 @fmfm29様
  3. This Ring Uses a Fake Fingerprint to Protect Your Biometric Data (英語サイト)

調査事項

  • ログイン時にはパスワード、ロック解除に指紋という設定ができないか?
  • 指紋認証の上限回数の設定はできる?
    • グループポリシーエディタには項目が無さそう…
  1. センサ製品によってはドライバソフトウェアのインストールが必要な場合があります。
    私の環境では SEKC(セクシー)およびARCANITE(アルカナイト) USB 指紋認証リーダーはドライバインストールが必要でした。(どちらもデバイスマネージャで「Elan Smart-id Fingerprint」として認識) ↩

  2. 予算が確保できたらケンジントンのFIDO2対応品(8千円弱)も試してみたいのですが… ↩

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