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Capistranoで、EC2+S3への自動デプロイで起きたエラー集と基礎用語

Last updated at Posted at 2019-07-29

はじめに

メルカリクローンアプリの作成でグループ開発でデプロイを担当しました。
今回はほぼ前提知識ない中、疑問に思った用語とエラーの解決へのプロセス、そして今回意識した事を備忘録とチームメンバーとの共有資料として記載しておきます。

環境
Ruby → 2.5.1
Rails → 5.2.3
Capistrano → 3.11.0
carrierwave

用語

用語の説明ですが、100%正しい知識ではないかも知れないです。と言うのも、もっと深い知識を知るともっと差別化しないと状況がごちゃごちゃになると思いますが、今回は小規模での開発だったので最低限の知識で乗り切りました。
私は今後必要になったら、詳細について調べていくつもりです。もっと詳細に知りたい人は随時調べてみてください。

●ssh

EC2に入るとき使っている下記のコマンド

$ ssh -i キーの名前.pem ec2-user@00.000.0.00

Secure Shellの略。リモートコンピュータと通信するためのプロトコルです。
ざっくり鍵を使って暗号化と復号で認証作業をしています。
さらっとやったchomd600は読み込み、書き込み権限の付与をしています。

●sudo

スーパーユーザーでdoする。スーパーユーザーとはrootの事です。
rootユーザーは権限が強過ぎるのでコマンド単位だけその力を使おうと言うコマンド。

●mysqld

dはデーモンの略です。mysqldはmysqlからデータを持ってきたりしてくれるものと言う認識です。
デーモンは常に待機状態でいるプログラムです。

●nginx

webサーバーの一つ。webサーバーとはリクエストを受け取り、レスポンスを返す役割を請け負っています。
nginxの特徴が気になる人は別途調べてみてください。

●tail

logを見るときに使用。最後の10行が表示される。-fのオプションを使用する事でログを垂れ流しに出来る。
個人的には、あまり使いませんでした。

●cat

ファイルの中身を見る事が出来る。logやエラーが起きた箇所の本番環境での記述を見るために使った。-nオプションで行数を表示出来るので見やすい.

●RAILS_ENV

動作環境を指定したい時に使用。環境がどうこうのエラーが出た時に確認したり、場合によっては環境を指定してあげないとエラーが出る事があったので使った。

エラーへの対処

まず最初に特に何もしていない部分のエラーが起きた時は、EC2インスタンスの停止→起動をするのが得策です。
無料枠を使っているせいなのか、期待通りの動きをしてくれない事があるらしいです。(真偽は確認していませんが、何日か空けて自動デプロイしようとすると大体エラーが出ていました。仕様と諦めていたので、わかる方教えてください)
なので、心辺りのないエラーや自動デプロイが止まる時は再起動をしてみて、それでも起こるならエラーに対処をしてくのが時間効率がいいと思います。
では、私がハマったり頻度の高かったエラーを書いていきます。

Can't connect to local MySQL server through socket '/tmp/mysql.sock' (2)

(2)の場合はsocketがないので

$ touch mysql.sock

で、解決出来ると思います。ないなら作ってやる、それだけです。ここから発展して(38)に変わる事があるようですが、それは私は出会わなかったので、割愛します。

Can't connect to local MySQL server through socket '/tmp/mysql.sock' (111)

検索してみると、権限がない事に起因するエラーの様ですが、私の場合には当てはまりませんでした。mysqlにアクセス出来ない旨のエラーなのでひとまず

$ mysql -u root -p

でひとまずルートに入る事が出来るが確認してみる→出来なかったら検索
入れたらsocketの指定をしているファイル(database.yml)の設定を見る
それも合っていたら、環境変数を指定してみる

$ rake db:migrate RAILS_ENV=production

私はこれで解決しました。
他にも、mysql.sockが消えていない為、新しいmysql.sockが生成出来ず起動できないみたいな事もある様です。
この辺の解決策は他の方の記事を参考に出来ると思うのでそちらを見てみてください。

credentials.yml.enc

ここは一番苦労しました。ただ参考資料が沢山のあるので、状況を整理しながらやっていけば問題なく出来ると思います。
チーム開発で起こっていたミスとしては。
・master→rails newした人とデプロイ担当が違う為、master.keyが複数ある環境で開発を進めていた
・APIkeyを書く人が、自分のmaster.keyで新しいcredentials.ymlを作ってしまったファイルをmargeして本番環境で開けなくなった
などです。
暗号化されている為コンフリクトが起きた時にわかりにくいので、一度丁寧に確認するのが良いと思います。
今回のチーム開発では初期段階でmaster.keyの共有をして、使わないkeyは消してしまうのが得策と思います。

以下、大変参考になった記事です。
https://qiita.com/NaokiIshimura/items/2a179f2ab910992c4d39
https://qiita.com/yuuuking/items/53a37a2e998972be32b8

追記

mysql.sockエラーが出た時はdatabase.ymlの確認が優先度が高いかも知れません。ソケットファイルの指定はここに記述している為です。

まとめ

チーム共有がメインの記事なので、分かりにくいところもあると思いますが、デプロイ担当で思ったことは、どの環境で、どのコマンドを、何に対してやったのかをわかった上で作業を進めるのが大切だと思いました(当たり前ですが)。
自分でも良くわからない状況で、適当にコマンドを叩いていると周りもフォローしにくくなりますし、泥沼にハマる確率が高くなります(体験談)。
頑張れ!デプロイ担当!
※口頭説明しながら前提で作ったのと、知識不足で憶測や間違った解釈を書いている可能性が高いので後日書き足すか、限定公開にする予定です。

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