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「できるかどうか」のラインの負荷をかけると、成長しやすい

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Last updated at Posted at 2023-12-09

これは「テックキャンプ公式コミュニティ Advent Calendar 2023 Vol.2」へと贈る記事です。

本編に入る前に…

どんな人が書いているのか?

beatmania IIDXという音ゲーが好きな就活中の人間が書いています。
できる限り赤裸々に書いていこうと心掛けたため、専門的な用語も出てくるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

(初めて見た方へ)beatmania IIDXってどんなゲーム?

1999年から2023年までゲームセンターでシリーズが続いている、DJシミュレーションを題材とした歴史のある音楽ゲームです。
この記事ではよく用いられる略称の「ビートマニア」、「IIDX」、「弐寺」を使わせていただきます。
2021年からは、アミューズメント企業と契約しゲームの認知やプレイヤー間の技術向上、交流の場を設けたりといった活動を担うプロ制度も発足し、またプロ同士が半年間にわたって試合を行う「BEMANI PRO LEAGUE(以下BPL)」も始まりました。

重厚な雰囲気のある筐体から聞くことのできる迫力のサウンドは必聴!!

どんなことを伝えたいのか?

あなたが上達したい分野…そうですね、Qiitaで記事を漁っていたり、テックキャンプ公式コミュニティを眺めていて見つけてくれた方あればプログラミングに対して、できるかどうかのラインの負荷をかけ続けると成長しやすいということを、ビートマニアの上達経験から通じてお伝えしたいです。

本編

結論、「できるかどうか」のラインの負荷をかけよう!!

上達したい、極めたいと思うことに対しては余裕をもってできると感じるレベルばかりではなく、「できそうだけど苦労しそう…」「どれだけ時間がかけても無理というわけではないけど、ちょっと気合は入れなきゃ」というラインの負荷のことに取り組むことが大切です。
今の段階ではひと工夫ふた工夫をしないと身につかない・理解できない事に挑戦し続けることが、物事の上達においては必要不可欠です。

また、余裕をもってできる範囲のことは「コンフォートゾーン」、
できるかどうかのラインのことは「ラーニングゾーン」と呼ばれています。
この二つの単語は、日本の人事部というサイトの記事でよりビジネス風に解説がされておりますので、そちらも是非ご訪問してください。

なぜそのような考え方を持つようになったのか?

私が大好きでやり込んでいるビートマニアというゲームで、
とても大きな目標(全国で達成者が多く見積もっても100人いない)の達成に向けて練習を続けても中々手ごたえを感じなかった時期が続いていたけど、
状況打破のために意識してそれまでよりも負荷のかかる選曲心掛けるようにしたら、
自他ともに「破竹の勢い」と表現するほどにメキメキと上達しはじめたということがあったからです(今も勢いは続いちょんごたる!)。

詳しい経緯(とてもビートでマニアックな内容です)

では具体的な目標とそれに対してどんな悩みを持っていたかという説明ですが、
目標…「全エクハ」と呼ばれる、最高難易度のLv12を全てエクハでクリアする
悩み…全エクハまで一桁の世界にいざ踏み込んだら、身構えていた時よりも大きな壁を感じた
というものです。

全エクハとは、
「エクハ(正式名称:EX-HARD ゲージ)」と呼ばれる、
1つ音符を見逃すだけで18%も減るという条件下で
クリアゲージが0%に一度もならないようにミスを抑えて演奏することを求められるゲージで、最高難易度のLv12を全てエクハでクリアするという超々大きな指標であり目標です。
そして、解決できない悩みは「2022年冬~2023年の秋まで1年間足踏み状態」という形でついて回りました。

とにかく人間の限界を試してくるような難易度の譜面がやはり最後の方には残ってくるのですが、私は「未エクハ」が残り9個になってから思っていた以上に上達を感じにくくなってしまいました。
残り一桁ともなれば、自分の苦手分野の譜面はもちろん得意傾向の譜面であっても残るような世界ですので、未エクハを1曲撃破するのに必要な時間と練習量は覚悟していました。しかし、残り一桁の世界にいざ踏み込んだら、なぜか掴みどころのない大きなモヤモヤとした壁を感じる日々が始まってしまいました。
本来ミスが原因で未エクハが撃破できないのであれば、解決策はいたってシンプルで「押せないものを押せるようにする練習」が答えになります。

しかしそれでも停滞していた原因はすばり、練習時の選曲の負荷のかけ方が甘いというものでした。

停滞していた頃は「この実力では未エクハの楽曲の理不尽な難易度に食らいつけない」という認識こそありましたが、自分では負荷を十分にかけた「つもり」の選曲ばかりをしていたのです。

感覚的な基準ですが、
・コンフォートゾーンに収まる選曲というのは、ある程度リズムやテンポなど正確性を意識できる難易度の楽曲を選ぶ
・ラーニングゾーンに踏み入ってる選曲というのは、指や目も疲弊しておらず体調も良いときに必死にプレイしてもミスが出続ける難易度の曲を選ぶ
ものと捉えてください。

とはいえ、停滞期であっても、先ほど紹介したコンフォートゾーンに当てはまる楽曲だけを選んでいたわけではありません。今の自分にとってもラーニングゾーンに当てはまる難易度帯の曲を選んではいたのですが、その選曲の比率は上達するのに十分とは言えないものでした。停滞期の頃の選曲は、未エクハを撃破するという面では負荷が全く足りていなかったようです。
…加えて、なぜそこに一年近くも気づけなかったかというと、停滞期の時点でコンフォートゾーンの曲であっても呼吸が軽く乱れるような難易度帯の世界だから、というものがありました。もっと息が上がって汗もしたたる曲を求めるべきだった!!

こうして、「押せないものを押せるようにする練習」ができていない、
つまり負荷が足りていないという、全く見逃してはいけない事実に気づいてからはグンと成長ができました。これは数字で表した方が伝わりやすいでしょう。その月の月末時点での未エクハは、このように推移していきました。

2022年
10月…未エクハ9
11月…未エクハ9
12月…未エクハ9
2023年
1月…未エクハ8
2月…未エクハ8
3月…未エクハ8
4月…未エクハ7
5月…未エクハ7
6月…未エクハ7
7月…未エクハ7
8月…未エクハ7
9月…未エクハ7(この月からより強い負荷を求めるようになった)
10月…未エクハ6
11月…未エクハ3

この2か月間、「死ぬまでにエクハできたら御の字だよ…」という難易度の楽曲を立て続けに討ち取ることができるようになりました。
もちろん勢いだけで倒せるような面々ではありません。それぞれ独自の個性があるので個別の対策が求められるのですが、その対策の効果をより大きく引き出すのにも根本的な実力が必要です。その根本的な実力のことを「地力(じりき、英語圏ではEARTH POWER)」とプレイヤーたちは呼んでいるのですが、負荷を徹底的に、それも継続的にかけ続けたおかげで地力がグンと伸びているのを、手ごたえと数字の両方で実感することができました。

まとめ

ラーニングゾーンで負荷をかけ続けるというのはエネルギーを使いますし、情熱も必要です。時にはイライラだってするでしょう。また、どんな時でもラーニングゾーンをかけ続けられる・かけてもよいというわけではないのが、これまた難しいところです。
しかし、物事の上達においては誰もが避けては通れない必要な時間です。
新しいことを学ぶというのは負荷がかかることですが、それを継続していけば必ず得るものがあります。
「押せないものを押せるようにする」風に表現するなら、「できないことをできるようにする」、でしょうか。少しでよいので、何かできないことにきょうこの一日挑戦してみませんか?

壁をぶち破った2023年10月以降のプレイ動画を添えて、この記事は終わりとさせていただきます。
冥(SPA) EX-HARD
SAMURAI-Scramble(SPL) EX-HARD
EROICA(SP) EX-HARD

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