はじめに
iQ-Fのデータロギング機能について、非常に注意しなければならない点があったので記事にします。
SDメモリカード差し替え時に注意
SDメモリカードを差し替えた際、下記の条件が揃うとデータロギングがエラーで停止します。
- SDメモリカードに「LOGGINGフォルダ」と「LOGGING_OLDフォルダ」が同時に存在している
こうなると、データがロギングされなくなるだけで無くリモートRUNが効かなくなるのでネットワーク越しなどのプログラム書き換え後のリモートRUNが出来なくなります。
SDメモリカードからデータを回収した際は、「LOGGINGフォルダ」または「LOGGING_OLDフォルダ」または両方を必ず削除してください
なお、これらのフォルダはSDカードをiQ-Fに差した際に以下のパターンで自動的に作成されます。
- フォルダなし
- LOGGINGフォルダを作成
- LOGGINGフォルダのみ
- LOGGINGフォルダをLOGGING_OLDにリネーム
- LOGGINGフォルダを作成
- LOGGING_OLDフォルダのみ
- LOGGINGフォルダを作成
トリガロギングは1回しか実行されない
他機種は繰り返し回数を設定できますがiQ-Fは指定したトリガ条件が成立したとき、1回しかトリガロギングが実行されません。
トリガ発生の度にロギングを行いたい場合は下記を行う必要があります。
- データロギング設定ファイルはSDメモリカードに書き込む
- iQ-Fの仕様で特殊リレーによるデータロギング実行を行う為に必要です
- 特殊リレーをモニタしてトリガロギング終了時にプログラムでデータロギングを再開させる
- 特殊リレーは以下の表の様に変化するので、ロギング完了を正常に検知した場合にデータロギング一時停止をONにしたあとOFFにします
トリガロギング中の特殊リレー状態(ロギング設定No.1の場合)
| 特殊リレー 番号 |
名称 | 待機中 | トリガ収録中 | トリガ収録完了 | SM1312 ON ロギング 一時停止 |
|---|---|---|---|---|---|
| SM1210 | データロギング準備 | ON | ON | ON | ON |
| SM1211 | データロギング開始 | ON | ON | ON | OFF |
| SM1212 | ロギングデータ収集中 | ON | ON | OFF | OFF |
| SM1213 | データロギング完了 | OFF | OFF | ON | OFF |
| SM1214 | データロギングトリガ | OFF | ON | ON | OFF |
| SM1215 | データロギングトリガ後 | OFF | ON | ON | OFF |
| SM1216 | ロギングエラー | OFF | OFF | OFF | OFF |
| SM1217 | メモリーカード保存中 | OFF | ON | OFF | OFF |
| SM1218 | 保存データファイル切替中 | OFF | OFF | OFF | OFF |
| SM1219 | ロギングファイル転送実行状態フラグ | OFF | OFF | OFF | OFF |
おわりに
やや致命的な仕様かとは思いますがiQ-F でのデータロギング機能について注意することについて記事にしました。
他機種では全部か一部か改善されていると思います。
2026/04/14 トリガロギングについて特殊リレー状態を追記