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CloudFront+S3+Route53の構成で「wwwあり・なし」のドメインを運用する時の設定

Last updated at Posted at 2023-02-05

シーン

  • S3バケットにHTML/CSS/JSなどの静的ファイルを配置して、CloudFrontで配信する構成を作りたい。
  • 配信時のドメインは独自ドメインを使いたい。
  • ドメインは「wwwあり」「wwwなし」のどちらも使えるようにしたい

設定

各サービスの設定時に、以下を気をつけておけば問題ない。

CloudFront

  • オリジンドメイン
    • 対象のS3バケット を選択
  • S3バケットアクセス
    • Origin access control settings を選択
  • ビューワープロトコルポリシー
    • Redirect HTTP to HTTPS / HTTPS only のどちらかを選択
  • カスタム SSL 証明書
    • ACMで発行した証明書を選択
  • 代替ドメイン名 (CNAME)
    • 「wwwあり」「wwwなし」の2件とも登録

上記以外は基本的にデフォルト設定で問題ない。

Route53

  • レコード
    • wwwなし用のCloudFrontディストリビューションに対して、Aレコード(エイリアス)を登録する
    • wwwあり用のCloudFrontディストリビューションに対して、Aレコード(エイリアス)を登録する

CORSの設定

JSONやJavascriptでCORSエラーになるため、以下の設定も必要。

CloudFront

  • キャッシュキーとオリジンリクエスト
    • Cache policy and origin request policy (recommended) を選択する
    • キャッシュポリシーに Elemental-MediaPackage を設定する
    • オリジンリクエストポリシーに CORS-CustomOrigin を設定する
    • 任意のレスポンスヘッダーポリシーを作成する
      • 特定のOriginのみを許可するポリシーを作成する
    • レスポンスヘッダーポリシーに、上記で作成したポリシーを設定する

最後に

wwwありの設定が抜けていたために、AWSにサイトを移行したあと、wwwありURLでアクセスできなくなっていたことが発端で、調査・設定に至りました。
現在は、無事、どちらのURLでもアクセスできるようになり、一安心です。。

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