はじめに
開発作業をやっていると、
ブランチのリネームをする機会というのがたまにあったりするかと思います。
ローカルブランチのリネームの場合は一つのコマンドの実行だけで完結できますが、
今回はリモートブランチのリネームに必要となる手順について書いてみたいと思います。
ローカルブランチのリネーム方法
リモートの話をする前に、
まずは最初にローカルブランチのリネーム方法から書いてみたいと思います。
(リモートブランチのリネーム手順の一部でも使いますので)
git branch -m 古いブランチ名 新しいブランチ名
このコマンド一つで出来てしまうので、簡単ですね☺️
リモートブランチのリネーム方法
では次にリモートブランチのリネーム方法について書いてみたいと思います。
手順1:ローカルブランチのリネーム
まず最初にローカルブランチのリネームを行います。
git branch -m 古いブランチ名(Bブランチとする) 新しいブランチ名(Aブランチとする) //ローカルのブランチのリネーム
手順2:上流ブランチと同期
次に、リネームしたローカルブランチを上流ブランチと同期させます。
git push -u origin Aブランチ //リネームしたローカルブランチを上流ブランチと同期
手順3:リネーム前のリモートブランチを削除する
最後に、リネーム前のリモートブランチを削除します。
git push origin --delete Bブランチ //リモートにある古いブランチを削除
上記の手順でリモートブランチのリネームが完了します🙌
デフォルトブランチの場合は...
リネーム対象のリモートブランチがデフォルトブランチであった場合、
- Githubの対象のレポジトリの「Settings」に入り「Branches」をクリック。
- 左右両方向の矢印が書かれたマーク(⇆)をクリックして、デフォルトブランチをBブランチからAブランチに変更する。
この操作を行った後に手順3を実行する必要があります。
ただし、Bブランチがprotectedな場合は手順3でデリートすることは出来ないので、
その場合はprotectedを外す必要があります。。。